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【速報】東海大相模、明豊との激闘制し10年ぶり3度目のセンバツ優勝! 9回サヨナラ勝ちで決着<11日目・決勝戦 結果>【春の選抜高校野球2021】@甲子園

2021/04/01

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<第11日 決勝戦 ●明豊 2―3 東海大相模○>(1日、阪神甲子園球場)
 

 
 第93回選抜高等学校野球大会は1日、阪神甲子園球場で最終日となる第11日を迎え、決勝戦で明豊(大分)と東海大相模(神奈川)が対戦。東海大相模が、サヨナラ勝ちで10年ぶり3回目の選抜甲子園優勝を果たした。

 東海大相模は、背番号「18」の右腕・石川永稀、明豊は、準決勝と同じく左腕の太田虎次朗が先発マウンドに上がった。
 
 試合は、初回から動きを見せる。先攻の明豊は、1死から2番に入った阿南心雄が安打で出塁。3番・竹下聖人の二塁打で走者は本塁憤死となったが、ワイルドピッチで2死三塁とすると、4番・黒木日向が左翼への適時打を放ち、幸先良く1点を先行。しかし、東海大相模もその裏、トップバッターの門馬功が安打で出塁すると、ワイルドピッチと内野ゴロの間に走者を三塁へ。3番・小島大河が意表を突くスクイズを決め、すぐさま同点に追いついた。
 
 2回以降も、毎回スコアリングポジションへ走者を置いていた明豊は4回、1死から2つの四球と安打で満塁の絶好機を迎えた。ここで東海大相模は、2番手・求航太郎にスイッチ。打席の2番・阿南が左翼への犠飛を放ち、明豊が1点を勝ち越した。
 
 東海大相模は5回、1死から7番の小平直道が二塁打でチャンスメイクを見せると、2死二塁と場面は変わり、9番・求が左翼の頭上を越える適時二塁打で再び同点。なおも満塁の局面を迎えたが、逆転はならなかった。
 
 後半戦に入った6回、守る東海大相模は、2死一、二塁となったところで、今大会26イニング無失点のエース左腕・石田隼都を投入。後続を打ち取り、得点を与えない。明豊も、7回に2死満塁のピンチを背負ったが、太田が気迫の投球を見せ、無失点で切り抜けた。
 
 試合は、劇的な結末を迎えた。9回表の守備を無失点で抑えた東海大相模は9回、8回から明豊のマウンドに上がった京本真に対し、8番の深谷謙志郎がセーフティーバントを決めて出塁。犠打と申告敬遠、四球で1死満塁のチャンスを作ると、3番・小島大河が遊撃のグラブを弾く適時打を放ち、サヨナラで決着をつけた。

 
 
トーナメント勝ち上がり表