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【センバツ決勝】東海大相模(神奈川)-明豊(大分) 今大会成績比較【春の選抜高校野球2021】@甲子園

2021/04/01

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第93回選抜高等学校野球大会は1日、第11日を迎え、決勝戦(阪神甲子園球場、12時30分開始予定)で東海大相模(神奈川)と明豊(大分)が対戦する。両校の今大会成績を比較し、見どころをさぐる。
 
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東海大相模

エース石田隼都を軸に、圧倒的な投手力で決勝まで駒を進めた東海大相模。今大会で投げた3投手合わせても失った点数はわずかに1点だ。打線のキーマンとなるのは、門馬敬治監督の次男でリードオフマンを務める門馬功。勝ち進むにつれて調子を上げ、ここまでチームトップの打率.444をマーク。福岡大大濠戦では本塁打を放つなど長打力も光る。主将・大塚瑠晏が急性胃腸炎で離脱するアクシデントもあったが、総力戦で勝利をもぎ取ってきた。今年は10年ぶり3度目の選抜制覇に期待がかかる。

今大会の戦績
1回戦 :〇3-1 東海大甲府(山梨)
2回戦 :〇1-0 鳥取城北(鳥取)
準々決勝:〇8-0 福岡大大濠(福岡)
準決勝 :〇2-0 天理(奈良)
 

明豊

1点差ゲームをものにしてきた明豊。春夏通じて初めて甲子園決勝に進出した明豊は、タイプの異なる3投手の継投と、失策ゼロの堅い守備で勝ち上がってきた。中軸を担う黒木日向は、ここまで打率.467をマーク。好守が光る阿南心雄は試合の流れを変える力を持つ。試合後に流れる歌手・南こうせつさん作曲の校歌は、おなじみになってきた。新チーム発足時は“史上最弱”だったと言われる世代が、ついに日本一まであと一歩のところまできた。

今大会の戦績
1回戦 :◯10-9 東播磨(兵庫・21世紀枠)
2回戦 :◯2-1 市立和歌山(和歌山)
準々決勝:◯6-4 智弁学園(奈良)
準決勝 :○5-4 中京大中京(愛知)