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【速報】智弁学園、広島新庄を逆転で降しベスト8進出 小畠一心が打たせてとる好投<8日目・第1試合(2回戦)結果>【春の選抜高校野球2021】@甲子園

2021/03/27

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<第8日 第1試合 2回戦 〇智弁学園 5―2 広島新庄●>(27日、阪神甲子園球場)
 
 第93回選抜高等学校野球大会は27日、阪神甲子園球場で第8日を迎え、第1試合では広島新庄(広島)と智弁学園(奈良)が対戦。智弁学園が逆転勝利で準々決勝に駒を進めた。
 

 
 先手を取ったのは広島新庄。2回、先頭の「4番・投手」花田侑樹が、安打で出塁。ワイルドピッチで二塁へ進むと、2死から、7番・平田龍輝が三遊間を破る適時打を放ち、先制点を挙げた。

 3回、智弁学園が反撃する。この日スタメンに抜擢された背番号『17』中陳六斗が、1死から高めの速球を振り抜き、レフトへの二塁打でチャンスメイク。四球などで2死一、三塁と変わると、2番・垪和拓海の適時内野安打で同点。さらにクリーンアップ前川右京、山下陽輔が連打で続き、この回一挙3得点。下位打線から作ったチャンスをものにし、この回逆転に成功した。4回は中陳の犠飛、6回には岡島光星の適時打で5-1とさらにリードを広げた。
 
 智弁学園の先発・小畠一心は、多くのイニングで走者を背負ったものの、打たせて取る投球で、広島新庄打線を翻弄。9回123球を投げ2失点完投、奪三振は9回ラストバッターに対してのみだった。これで智弁学園は、初戦の大阪桐蔭戦で8回を投げたエース西村王雅を温存することに成功している。
 
 勝利した智弁学園は、28日に予定されている準々決勝・第3試合で、昨日好投手・小園健太擁する市立和歌山を降した明豊(大分)と対戦する。
 
 
トーナメント勝ち上がり表