データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



花巻東、1回戦敗退。鳴門が10得点快勝、エース西野知輝は154球完投【全国高校野球】

2019/08/09

text By

タグ: , , , , , , , , , , ,



<第4日 第1試合 1回戦 ○鳴門 10―4 花巻東●>(9日、阪神甲子園球場)
 
 第101回全国高校野球選手権大会は9日に4日目を迎え、第1試合では鳴門(徳島)と花巻東(岩手)が対戦。鳴門が試合を通して常にリードを保つ試合運びで花巻東を10-4で下した。鳴門のエース西野知輝投手(3年)は9回154球完投した。
 
 花巻東・先発の中森至(3年)に対し、鳴門は初回から攻め立てる。先頭の塩唐松宏将(3年)がセンターへの安打で出塁すると、2死から2つの四球で満塁。ここで6番・藤中壮太(2年)が左翼へ走者一掃の適時二塁打を放ち、3点を先制する。
 
 花巻東は3回に2番手・西舘勇陽(3年)に継投。しかし、鳴門は攻撃の手を緩めない。代わったばかりの西舘から犠飛で1点を加えると、5回には、四球と相手のエラーで1死満塁のチャンスを作る。ここで、8番・原田力輝(2年)の2点適時打、西野の犠飛でリードを7点にひろげた。
 
 一方、毎回走者を出しながらも得点を上げられない花巻東打線は、5回裏、相手のミスも重なり2死一、二塁とすると、主将・中村勇真(3年)がライトへ反撃の狼煙となる2点適時二塁打。点差を5点に縮めた。
 
 7-2と鳴門リードのまま迎えた8回表、鳴門が2死から2本の内野安打でランナーをためると、宮崎龍司(3年)がライトへ2点適時二塁打で9-2と再び突き放す。しかしその裏、花巻東も1死一、三塁から1点を返す。
 
 最終回には、鳴門が主将・塩唐松の適時打で10点目。追いつきたい花巻東は、この日2安打3出塁の向久保怜央(3年)が先頭で打席に立つと、右翼ポール付近への三塁打を放ちチャンスメイク。続く高橋凌(2年)がレフト前適時打で続き、6点差に迫る。
 
 逆転も予感させる勢い最終回の攻撃だったが、最後は鳴門のエース西野が踏ん張り、10-4で決着。西野は9回154球を一人で投げ抜いた。