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佐賀北・久保貴大監督、守備に綻びも「責められない」 “らしくない”プレーで流れ掴めず【全国高校野球】

2019/08/06

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<第1日 第2試合 1回戦 ●佐賀北 2―7 神村学園〇>(6日、阪神甲子園球場)
 

 第101回全国高校野球選手権大会が開幕し、第2試合は、神村学園(鹿児島)が7-2で佐賀北(佐賀)との「九州対決」を制し、2回戦進出を決めた。敗れた佐賀北は、初回からミスで失点するなど、“らしくない”プレーで試合を落とした。
 
 佐賀北・久保貴大監督は、「守備が一番大事かなと思っています」と、チーム作りにおいて守備の重要性を説くが、その守りにミスがでて敗れた。
 
 初回、無死一、二塁から、三塁手・宮崎翔大(3年)がバント処理の際に一塁へ悪送球し、先制点を献上。さらに、2点目を失った後、2死二、三塁から、遊撃手・古川隼(3年)がファンブルし、3点目を与えた。
 
 甲子園の緊張からか、守備のリズムから攻撃へと流れを持っていく良いときの佐賀北らしさを欠いた。初回の守りについて久保監督は、「あの二人は(地方予選では)ミスがなかったので、想定外だった部分」と語ったが、「あの二人で今まで勝ち進んできたので、責められない」と庇った。
 
 今後について問われると、「もう一度守備とかバントをしっかり鍛えたい」とし、また一から作り上げる新チームへの意気込みを語った。
 
 
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部