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書籍『新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術』が7月17日に発売

2019/07/16

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プロ指導者も学ぶ野球コーチングの基本。ジュニア年代に特化した年代別指導メソッド

筑波大学体育系准教授で同大学硬式野球部監督の川村卓の最新刊『新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術』が7月17日に発売となる。
 
著者は野球方法論、コーチング学が専門。動作解析、一流選手の特徴など、科学的なアプローチにより分析するスポーツ科学の第一人者であり、年代別の指導方法の確立に取り組む。
 
野球コーチング論研究室では工藤公康氏、吉井理人氏、仁志敏久氏など多くの元プロ野球選手が学んでいる。
 
本書はこれまでの研究結果や経験をベースに考案された、小学生年代に特化した野球技術の指導本となる。
 
成長段階の子どもたちには、「できることとできないこと、教えたほうがいいことと教えないほうがいいこと」があり、
 
例えば、身体的に未発達で骨格がまだ出来上がっていない小学生が、プロ野球選手のような投げ方ができない。ヒジを上げたくても、上がらない子もいる。体に負担がかかりすぎて、投球障害につながる恐れもある。
 
そこで野球未経験の子どもたちや、身体的に未発達の小学生・中学生の時期に、何をどのように教えていけばいいのかを1冊にまとめた。

書籍情報

『新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術』
川村卓 著 A5判/256ページ/2019年7月17日発売/1700円+税
 
科学的理論に基づき、年代別の野球指導を体系化。ケガを予防し「投球・打撃・守備」の正しい野球動作を習得。QRコードで練習メニューの動画を確認できる!
吉井理人氏(千葉ロッテ一軍投手コーチ)のスペシャルインタビューも収録。
 
【目次】
1章 発育発達の基礎知識
「子ども」と「大人」の境界線、骨の成長とトレーニングの関係性、骨端線とヒジ痛の関係性、障害リスクのガイドライン…など
 
2章 投手の指導法
成長期のボール投げ、ヒジを上げて投げる重要性、ヒジの上げ方は2種類ある、投げ方と姿勢の関係性、投球に関わる肋間筋の柔軟性、ヒジを上げるための方法論、理想的な下半身の使い方、…など
 
3章 守備の指導法
「捕る」より先に「逃げる」を教える、柔らかいハンドリングを身につける、「捕る」と「投げる」をつなげる、ゴロ捕球の正しい姿勢を知る、ゴロ捕球上達のステップ、「投球」と「送球」の違い…など
 
4章 打撃の指導法
打撃指導のステップアップ、捻転動作を身につける、体重移動の感覚を養う体重移動を養うスイングドリル、構えのポイント、軸足でタメを作る、バットの握り方を学ぶ…など
 
5章 ジュニア期のコーチング
 
 
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新しい少年野球の教科書 科学的コーチングで身につく野球技術

 
 
【著者紹介】川村卓
筑波大学体育系准教授、筑波大学硬式野球部監督。 札幌開成高校の主将、外野手として甲子園に出場経験を持つ。筑波大大学院体育研究科修了後、北海道で高校教員として4年半勤務。2000年から筑波大体育科学系講師を務め、その後、同硬式野球部監督に就任する。野球方法論、コーチング学が専門で、大学院では野球コーチング論研究室を開設している。動作解析、一流選手の特徴など、科学的なアプローチにより分析するスポーツ科学の第一人者であり、年代別の指導方法の確立に取り組む。野球コーチング論研究室では工藤公康氏、吉井理人氏、仁志敏久氏など多くの元プロ野球選手が学んでいる。