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【きょうの甲子園・第6日】日大三、第2試合で春夏通じ初出場の折尾愛真と対戦

2018/08/10

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 第100回全国高校野球選手権記念大会は10日(第6日)、1回戦4試合が行われる。
 
第1試合(9時30分)敦賀気比(福井)-木更津総合(東千葉)
 
 3年ぶり8回目の敦賀気比は、チーム打率.391を武器に地方大会準決勝まで4戦連続でコールド勝ち。打線を引っ張る4番・坂口竜暉はチームトップの12打点と勝負強さがある。打率5割の1・2番コンビの岩本大輔と黒田響生、下位にも打率8割の細谷優作が並ぶ切れ目のない打線だ。投手陣は、エース左腕・木下元秀を筆頭に1、2年生が中心。木下は182センチの長身を生かした直球と変化球が持ち味だ。
 
 木更津総合は3年連続7回目の出場。地方大会6試合はすべて5点差以上をつけ勝ち抜く安定感を見せた。チーム打率.381の打線の要は4番・野尻幸輝。打率.476で、準決勝ではサイクル安打も記録した。投手陣は、地方大会で右左6人が登板した。野尻は最速143キロの直球を武器に3試合21回で20奪三振をマーク。右サイドの白井竜馬は速球に力がある。
 
第2試合(12時00分)日大三(西東京)―折尾愛真(北福岡)
 
 日大三は5年ぶり17回目となる夏の甲子園。地方大会は苦戦を強いられ、6試合中5試合が逆転勝ちだった。打線はクリーンアップの勝負強さが光り、3番・日置航、4番・大塚晃平、5番・中村奎太で計22打点を挙げた。投手陣は、エース・中村と最速144キロの左腕・河村唯人らを擁する。
 
 春夏通じて初出場の折尾愛真は、地方大会6試合で10本塁打を含む67安打、51打点を挙げた。打率.480、6本塁打の3番・野元涼、チームトップの18打点をマークした1番・長野匠馬が打線をけん引する。投手陣はエース左腕・小野剛弥のほか、下柳涼と堀田明嗣の両左腕、野元も名を連ねる。地方大会決勝は7人が登板し、継投策が鍵となる。
 
第3試合(14時30分)羽黒(山形)-奈良大付(奈良)
 
 15年ぶり2回目の出場を決めた羽黒。打線は長打力があり、地方大会全5試合で本塁打が飛び出した。4番・竹内大貴と5番・藤沼龍之介はいずれも2本塁打をマーク。打率.476の鈴木倫が1番に座る。投手陣は決勝で148キロを記録したエース右腕・佐藤幸弥、2年生右腕の篠田怜汰、左サイドの金子摩周の3本柱だ。
 
 初出場の奈良大付は、チーム打率.458の強力打線で地方大会を突破。全5試合のうち4試合で2桁得点を記録した。打率.545の宮川寛志から始まる打線は、5割打者2人、4割打者4人が並ぶ。投手陣の要は、エース・木村光。地方大会では4試合29回1/3を投げ、34三振を奪った。