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星稜、猛打11安打9得点で初戦突破 始球式に松井先輩。指揮官「この上ない舞台ででき幸せ」【全国高校野球】

2018/08/05

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エース奥川が150キロ計測「指のかかりなどは改善の余地」

<第1日 第1試合 1回戦 ○星稜9―4藤蔭●>
 
 第100回全国高校野球選手権記念大会が5日、阪神甲子園球場で開幕。開幕戦となった第1試合では、星稜(石川)が藤蔭(大分)を9-4で下して2回戦進出を決めた。
 
 2年ぶり出場の星稜と28年ぶり出場の藤蔭による開幕戦は、星稜のOBである松井秀喜さんが始球式を務め、夏の熱戦の火ぶたが切って落とされた。
 
 試合は初回、後攻の星稜が無死満塁から4番の南保良太郎(3年)の併殺打の間に1点を先制。そして同点の3回にも主将の竹谷理央(3年)のタイムリー安打などで3得点を挙げ勝ち越しに成功し、4-1とリードを広げて試合を優位に進めた。
 
 9-1と星稜の大量リードで迎えた7回にエースの奥川恭伸が2失点し6点差とされるも、最速150キロをマークするなど力投。8回4失点で藤蔭打線を波に乗らせなかった。星稜は2番手の寺西成騎が9回を3者凡退に抑えて9-4で勝利。4年ぶりの初戦突破を決めた。
 
 一方の藤蔭は、8安打を集め4得点するも、中盤の失点が響いて敗戦。悲願の甲子園初勝利はならなかった。
 
 試合後、星稜の林和成監督は「100回の記念大会、しかも松井先輩が始球式をされるということで、この上ない舞台でゲームができたことを本当に幸せに感じている」と話し、「独特の雰囲気で選手たちも緊張して前半心配していたが、良く動いて戦ってくれた」と選手たちを称賛。そして次戦へ向けて「選抜ベスト8だったので、一戦一戦それ以上の成績を残せるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
 
 また、先発の奥川は「始球式の後、松井秀喜さんから『頑張ってくれ』と声を掛けられて、『これは勝たなければいけない』と責任を感じたので初戦勝ててホッとした」と語り、自身の投球については「8回で最後と聞いたので、8回は立ち上がりぐらいの気持ちを持って投げた」としながらも「球速は出たが、指のかかりなどは改善の余地がある。ベスト8以上を目指して頑張る」と次戦への課題も語って気を引き締めた。