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【第90回センバツ】聖光学院、国学院栃木、明秀日立が初戦を突破<第1日結果>

2018/03/23

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▼第1試合

●東筑(福岡)3-5聖光学院(福島)〇
 
 聖光学院は1回表、先頭・田野の安打、四球やパスボールでチャンスを作ると、8番・須田の左前適時打で1点を先制。その裏、東筑は1番・阿部の左前打、田中の犠打、3番・和久田の左前二塁打で同点とすると、5番・藤原の適時二塁打で勝ち越した。
 
 2回表、聖光学院が安打に敵失、犠飛などで2-2の同点とした。だが、3回裏に東筑が1点を返し、再びリード。1点を追う聖光学院は5回、聖光学院は矢吹、五味の連打、須田の犠飛で同点に持ち込んだ。
 
 3-3のまま迎えた9回表、聖光学院は1死二、三塁から横堀のスクイズが内野安打となり、2点を追加。そのまま逃げ切り、5年ぶりにセンバツ初戦を突破した。
 
 
▼第2試合

●英明(香川)2-3国学院栃木(栃木)〇
 
 国学院栃木は1回表、1死一塁から3番・青木の安打に敵失が絡んで1点を先制。さらに3回表、2死一、二塁から毛塚の適時三塁打で2点を追加した。
 
 英明は4回裏、1死満塁から押し出し四球、中川の適時内野安打で2点を返し、1点差に迫った。国学院栃木はここで投手を水澤から渡邉に交代し、併殺でピンチを切り抜けた。
 
 5回以降は両者無得点が続き、継投が奏功した国学院栃木が18年ぶりにセンバツ勝利を挙げた。
 
 
▼第3試合

●瀬戸内(広島)3-4明秀日立(茨城)〇
 
 1回裏、瀬戸内は3番・東大翔の安打、連続四球で2死満塁とすると、さらに四球の押し出しで1点を先制した。
 
 明秀日立は3回表、北野の三塁打、芳賀の適時二塁打で同点とした。しかし、その裏、瀬戸内の2死一、三塁の場面。スタートを切った一塁走者・門叶が挟まれるが、送球ミスの間に1点を追加して勝ち越した。
 
 さらに瀬戸内は4回裏、井上の安打、犠打などで2死二塁とすると、新保が適時塗塁打を放ち3-1とリードを広げた。明秀日立は5回表に死球や暴投で1点を返した。
 
 1点を追う明秀日立は9回表、有住と佐伯の連続安打で無死一、三塁とすると、増田が右前へ適時打を放ち同点に持ち込んだ。続く北野の犠打で1死二、三塁とすると、瀬戸内は投手を交代。池田が代った山根からセンターへの犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。
 
 明秀日立は9回を守り切り、2回戦に駒を進めた。