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侍ジャパン社会人代表、アジア王者へ。石井監督「投打のバランスでナンバーワンを」

2017/09/26

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 「第28回BFAアジア選手権大会」(10月2日開幕、台湾)に出場する野球日本代表「侍ジャパン」社会人代表の石井章夫監督と代表3選手は26日、東京都内で記者会見し、アジア王者への意気込みを語った。
 
 今春に就任した石井監督にとって、チームの最終目標は来年8月の第18回アジア競技大会での金メダル。指揮官は「来年を見据えて、まず目の前のアジア選手権で力を見せてナンバーワンになるため、しっかりと準備したい」と語った。
 
 代表選手24人は投打のバランスを考えたチーム編成。打者は「長打力」、投手は「内角の速球」という点を重視して選出したという。石井監督は、投手の核にドラフトの目玉候補である左腕・田嶋大樹投手(JR東日本)、打者のキーマンに田中俊太内野手(日立製作所)を挙げ、「投手中心に隙の無い野球でしっかり戦えるチームを目指す」と話した。
 
選手のコメント
 
▼主将・佐藤旭外野手(東芝)
 日の丸背負うということは、国を代表して戦う責任や自覚を個人個人が持たないといけない。個人の技術レベルが高いので、主将としては気持ちの部分で引っ張っていきたい。集中力はほかの国より優れている。粘り強い日本の野球で、勝つという結果にこだわってアジアの王者を獲りたい
 
▼田中俊太内野手(日立製作所)
 社会人代表という少数精鋭に選出してもらったことに誇りをもってレベルの高いプレーをしたい。自分は守備や走塁からリズムを作って攻撃につなげるプレースタイル。そのリズムを作れるようにトータルでしっかり戦いたい。日本らしい団結力のあるプレーで優勝したい
 
▼田嶋大樹投手(JR東日本)
 普段と変わらない自分のピッチングをしたい。右打者へのインコースが得意なので、そのクロスファイヤーを見てほしい。日本の選手と違いはあると思うが、自分の投球スタイルをつかめれば、チームを勝たせるピッチングできる。投手陣の層は厚いので、後ろを信じてしっかり投げて、アジア一を目標に最高のピッチングをしたい。