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218球熱投も…延長14回死闘は滋賀学園が制す。福岡大大濠、健大高崎も勝利【第89回センバツ】

2017/03/22

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 第89回選抜高校野球大会第3日目が22日に甲子園で行われた。
 
 この日は、21日に行われる予定も降雨のため順延となった福岡大大濠(福岡)対創志学園(岡山)、東海大市原望洋(千葉)対滋賀学園(滋賀)、健大高崎(群馬)対札幌第一(北海道)の3試合だ。
 
 1試合目は福岡大大濠が6-3で、センバツ初勝利を飾った。
 
 2回、稲本が左翼への安打で出塁すると、斎藤が送りバントを決め1死二塁に。西が初球ストレートを打ち上げ中飛に倒れ2死二塁となるも、続く8番・樺嶋が5球目のスライダーをとらえ、左翼へ本塁打を放ち2点先制した。3回には稲本のタイムリースリーベースで2点、4回に樺嶋の2打席連続となる本塁打で1点、8回は押し出し四球で得点を重ねた。
 2季連続でチームを九州大会優勝へと導いた投手の三浦は、被安打9も3失点に抑え、9回149球と完投している。
 
 敗れた創志学園は、6回、8回には金山のタイムリーツーベースと犠牲フライで3点を返すも、追いつくことができなかった。
 
 2試合目は、滋賀学園の棚原が延長14回192球を投じ、2失点に抑え勝利を収めた。
 
 初回、先頭打者の真藤が安打を放ち出塁すると、盗塁を決め無死二塁。2番・小浜は空振り三振、3番・後藤は死球で1死一、二塁とチャンスを広げる。4番・武井が中飛で2死となるも、続く知念がタイムリー内野安打を放ち0-1と先制した。
 3回には東海大市原望洋が1点を返し同点に追いつくも、4回に滋賀学園が犠牲フライで勝ち越しに成功。しかし、5回に藤本のタイムリーヒットで、試合は再び振り出しに戻る。その後両校ともスコアボードに0を並べ続け、試合は延長戦に突入する。10回以降、両校ともに三塁をなかなか踏めなかった。
 
 流れが変わったのは14回。
 滋賀学園の田井、棚原が連続で四球で出塁すると、中西の打球は一ゴロとなりその間に1点、1死二塁で打席に立った真藤は中堅にタイムリーヒットを放ち、もう1点追加した。滋賀学園の攻撃はまだまだ続き、小浜がヒットで出塁すると、後藤、武井が連続でタイムリーを放ち2-6と、東海大市原望洋を突き放した。この裏、東海大市原望洋は反撃できず試合終了。
 
 敗戦した東海大市原望洋の投手・金久保は218球を力投した。
 
 3試合目は、健大高崎が11-1で2回戦進出を決めた。
 
 2回、健大高崎の渡口が相手のエラーで出塁すると、高山が右翼へタイムリーツーベースを放ち2点を先取。伊藤はバントを試みるも失敗、大柿が見逃し三振で2死三塁となった。1番・今井は左翼へタイムリーヒットを放ち、もう1点追加する。
 健大高崎の猛攻は続き、3回には押し出し四死球で2点、7回には満塁本塁打も飛び出し、11点まで得点を重ねた。
 
 札幌第一は6回に1点を取るも、7、8、9回ともに三塁が遠かった。
 
 第4日(23日)は、福井工大福井(福井)対仙台育英(宮城)、高田商(奈良)対秀岳館(熊本)、作新学院(栃木)対帝京第五(愛媛)の3試合が予定されている。