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盛岡大付が逆転サヨナラで乱打戦制す。報徳学園、前橋育英も2回戦へ【第89回センバツ】

第89回選抜高校野球大会は20日、甲子園球場で第2日を迎えた。2日目は、盛岡大付(岩手)対高岡商(富山)、多治見(岐阜)対報徳学園(兵庫)、前橋育英(群馬)対中村(高知)の3試合。第1試合は盛岡大付、第2試合は報徳学園、第3試合は前橋育英がそれぞれ制した。

2017/03/20

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 第1試合は、盛岡大付と高岡商による乱打戦となった。
 
 初回、高岡商が筏の2ランホームランで先制したが、盛岡大付も直後に2死二、三塁から須藤の2点タイムリーヒットで同点とする。2回裏には盛岡大付の松田が勝ち越しソロホームランを放つも、3回表に高岡商がすぐさま吉本のタイムリーヒットで追いついた。
 
 4回表、高岡商は島村の2点タイムリーヒット、筏の犠牲フライで3点を追加するものの、その裏に盛岡大付は植田、大里のタイムリーヒットなどで3得点し再び同点。その後も両者チーム2点ずつを取り合い、8-8で試合は延長戦に入った。
 
 延長10回表、高岡商は先頭の伊藤がヒットで出塁すると、2死二塁から中村昂がライトへ勝ち越しタイムリーヒットを放ち8-9とした。追い込まれた盛岡大付は、先頭の松田が四球で出塁し代走・三浦奨と交代。続く植田の放った打球は相手サードのエラーを誘い、一塁走者の三浦奨は三塁まで進塁。無死二、三塁と絶好のチャンスを作った。ここで、林がカウント1-0からセンターへ逆転2点タイムリーヒット放ち、10-9となりサヨナラ勝利を収めた。
 
 第2試合は、報徳学園が試合前半から猛攻を仕掛けた。初回1死二塁から片岡のタイムリーヒットで先制すると、さらに神頭にもタイムリーヒットが出て2-0と流れを掴んだ。
 
 3回には、相手のフィルダースチョイスの間にまず1点を追加すると、1死一、三塁から池上がタイムリーヒット、さらに長尾、岡本、小園、永山にもタイムリーヒットが飛び出し、この回8得点と打線が爆発。0-10として試合を有利に進める。一方の多治見は、四球やヒットで出塁はするものの、報徳学園の先発・西垣の前にあと1本が出ず無得点のイニングが続いた。
 
 報徳学園は6回に2得点、7回に4得点し、0-16で迎えた9回には小園のソロホームラン、神頭、羽渕のタイムリーヒットなどで5点を追加。0-21の大差で、8年ぶりとなるセンバツ初戦突破を決めた。春夏甲子園初出場の多治見は投打で力を発揮できず、初勝利はならなかった。
 
 第3試合は、前橋育英が序盤から試合を有利に進める展開となった。2回、1死二、三塁から田中がセンターへ2点タイムリーヒットを放ち先制に成功。投げては、先発の丸山が5回まで二塁を踏ませない好投を見せ、リリーフ陣にマウンドを託した。
 
 前橋育英は6回に小池の2点タイムリーヒット、丸山のタイムリーヒットで3点を追加。5点差で試合は終盤に入った。
 
 劣勢を強いられた中村は、9回に反撃する。1死後に一円がセンターへ二塁打を放つと、その後2死三塁となって、岡上の放った打球はセカンドの前でイレギュラーバウンド。ライトへ抜けるタイムリーヒットで1点を返した。さらに岡本がヒットで続いたが、最後は武田が三振を喫して5-1で試合終了。
 
 勝利した前橋育英はセンバツ初勝利。昨秋の高知県大会で明徳義塾を破り、21世紀枠で出場した中村は、40年ぶりとなる初戦突破は果たせなかった。
 
 第3日(21日)は、創志学園(岡山)対福岡大大濠(福岡)、東海大市原望洋(千葉)対滋賀学園(滋賀)、高崎健康福祉大高崎(群馬)対札幌第一(北海道)の3試合が行われる。

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