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【2025年最新版】「夏の甲子園」出場校偏差値ランキング6~10位|第107回全国高校野球選手権大会

2025/08/10 NEW

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産経新聞社



8位:高崎健康福祉大学高崎高等学校

センバツ甲子園優勝を成し遂げた健大高崎ナイン
偏差値:62
所在地:群馬県高崎市
 
<選手権大会成績>
出場回数:4回
優勝:0回
準優勝:0回
ベスト4:0回
ベスト8:1回
 
 昨春の選抜高校野球で優勝を飾った健大高崎高校は、現在の高校野球界をリードする学校のひとつである。
 

 
 かつては「機動破壊」というテーマを前面に出し、徹底して鍛えた走塁技術を駆使して相手をかく乱させるスタイルで一世を風靡した。
 
 近年はより総合力を高めた強豪校に進化を遂げている。その結果が、2024年の選抜高校野球大会の優勝といえる。
 
 健大高崎は野球部創設時から青栁博文氏が監督を務め、人間形成においても部で力を注いできた。活動方針に「至誠通天」、部訓に「不如人和」という言葉を掲げ、真心と団結の尊さを説く姿勢が近年の躍進に結びついているのだろう。
 
 そんな健大高崎の偏差値は62とされ、国公立大学や難関私立大学への進学を目指す特進コースや、トップアスリートの養成を目指すアスリートコースなど、生徒の多種多様な目標を文武両道で追い求めるコースがそろっている。
 
 2025年3月卒業生の合格実績では、国公立大学進学が35名・私立大学進学が293名、高崎健康福祉74名と、学校の取り組みが生徒の進路に反映されていることがわかる。
 
 文武両道に勤しみながら、野球部は甲子園常連校としての地位を確立している。
 
主なOB選手
長坂拳弥(阪神タイガース)、柘植世那(埼玉西武ライオンズ)、湯浅大(読売ジャイアンツ)など多数

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