【2025年最新版】「夏の甲子園」出場校偏差値ランキング6~10位|第107回全国高校野球選手権大会
2025/08/10 NEW
産経新聞社

高校野球 夏の甲子園 最新情報(最新ニュース)
第107回全国高校野球選手権大会が2025年8月5日に開幕した。強豪校がひしめくなか、夏の栄冠を手に入れるのはどの高校だろうか。今回は甲子園に出場できるほどの野球の実力を持ちながら、学力も高い名門校をランキング形式で紹介する。(※『みんなの高校情報』を参照。偏差値で並んだ場合は、出場回数が多い方を上位とする。また、複数の学科・コースがある場合は最も高い値を採用。)
10位:津田学園高等学校
偏差値:60
所在地:三重県桑名市
<選手権大会成績>
出場回数:3回
優勝:0回
準優勝:0回
ベスト4:0回
ベスト8:0回
1987年に開校された津田学園高校は、1996年に選抜高校野球大会出場を決め、初めて甲子園の地を踏んだ。
2002年、2度目の選抜高校野球出場で初戦突破を果たし、甲子園での記念すべき初勝利を飾った。
2017年夏の三重大会決勝では三重高校を破り、三重県代表として初の選手権大会に出場を決め、初戦も突破。
2019年は選抜大会と選手権大会にともに出場を決めるなど、この頃から三重県の強豪としての地位を築きはじめたと言えるだろう。
順調に成長を遂げてきた背景には、学校創立以来「時代に先駆けた新しい学び」に積極的にチャレンジしてきたことが基盤にありそうだ。
学園訓に「自由」「自主」「自律」を掲げ、生徒一人ひとりの個性の伸長をはかる教育方針によって、各々が自分の長所を生かしながら挑戦を続けられる基となっているのだろう。
津田学園の偏差値は60とされているが、学校の取り組みは現在進行形で進んでいる。令和7年度入学生からコースの再編が行われた。
国公立大学や難関私立大学への進学を目指す先進SGコースや、質の高い学習環境でより高みを目指す特進SAコース、生徒の可能性を信じ、個性を伸ばす文理進学コースが新たに開設された。文武両道で追い求めるコースがより充実した。
野球部は今夏、6年ぶり3回目の甲子園出場を決定。初戦で叡明(埼玉)を延長タイブレークの末に破り、初の2回戦に駒を進めた。
主なOB選手
桑原謙太朗(元阪神タイガースなど)、出口匠(元東北楽天ゴールデンイーグルス)、前佑囲斗(オリックス・バファローズ)