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【2025年最新版】「夏の甲子園」都道府県強さランキング6~10位|第107回全国高校野球選手権大会

2025/08/09 NEW

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産経新聞社



7位:京都府

甲子園初優勝を飾った京都国際ナイン
<選手権大会成績>
優勝;5回
準優勝;9回
ベスト4:5回
ベスト8;17回
合計Pt:127Pt
 
 昨年優勝を果たした京都国際の躍進で京都府が7位にランクアップ。全国でも屈指の勝ち星を重ねている。
 
 そんな京都は、夏の選手権第1回大会覇者である。旧制・京都二中(現鳥羽)が、準決勝は引き分け再試合、決勝戦は延長13回までもつれる大接戦の末、初の栄冠を掴み取った。
 

 
 そして3度の優勝はいずれも平安(現龍谷大平安、旧制・平安中時代含む)だ。第24回(1938年)に、出場10度目にして初優勝。ここまで過去3度決勝戦で敗れており、悲願の頂点だった。第33回(1951年)、第38回(1956年)もそれぞれ優勝を果たしている。
 
 平成以降では平安のほか、第80回(1997年)の京都成章や、第87回(2005年)の京都外大西は決勝戦まで駒を進めたが、松坂大輔、田中将大の両怪物の前に敗れている。
 
 その後もしばらく優勝からは遠ざかっていたが、昨年の第106回大会では中崎琉生、西村一毅の両左腕エースが躍動。
 
 決勝戦では延長タイブレークの末に関東第一(東東京)に勝利し、同校は春夏通じて初めての優勝、京都勢としても68年ぶりの頂点に立った。
 
主な高校
龍谷大平安、京都国際、立命館宇治、京都成章ほか

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