古豪復活は…?10年以上、夏の甲子園出場から遠ざかっている名門6校
2025/07/26 NEW
産経新聞社
福井商(福井)
近年は北陸や敦賀気比に後塵を拝する福井商。夏の甲子園から10年以上遠ざかるとは、想像できなかったファンも多いはずだ。
現在の甲子園大会の前身である、1936年の全国中等学校優勝野球大会で夏の甲子園初出場。1978年の選抜大会では準優勝を経験した。
1980年代からは夏、春ともに甲子園出場が増加。中でも1996年は快進撃を見せ、ベスト4まで進出。ただ、この年の甲子園を制した愛媛の松山商に、惜しくも0-2で敗戦した。
それでも福井県を代表する強豪校として、2000年から2010年までの期間には、夏の甲子園に8回出場。誰もが知る有名校となった。
ところが、近年は北陸や敦賀気比の台頭に押され、2013年を最後に夏の甲子園から離れている。
今夏の福井大会では順当に勝ち上がり、準々決勝で敦賀気比と対戦。しかし、2-9で7回コールド負けを喫し、古豪復活は持ち越しとなった。
【了】