古豪復活は…?10年以上、夏の甲子園出場から遠ざかっている名門6校
2025/07/26 NEW
産経新聞社
沖縄水産(沖縄)
久しぶりの甲子園出場を目指したが、道半ばでその挑戦を終えたのが沖縄水産である。
1984年に、夏の甲子園に初出場。1986年には準々決勝、1988年には準決勝まで勝ち上がり、沖縄県の高校野球をリードする存在となった。
特に1990年、1991年には夏の甲子園で2年連続準優勝を達成。読売ジャイアンツなどでプレーした大野倫の熱投は、賛否両論を呼ぶものだったが、高校野球ファンの心を掴んだはずだ。
ただ、近年は興南や沖縄尚学などが台頭し、沖縄水産は甲子園出場の機会を逸している。夏の甲子園出場は1998年が最後で、勝利に至っては1991年までさかのぼる。
27年ぶりの聖地を目指して戦った2025年は、3回戦で興南と対戦し、0-5で敗退。名門復活の実現は、来年以降に持ち越されることになった。