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古豪復活は…?10年以上、夏の甲子園出場から遠ざかっている名門6校

2025/07/26 NEW

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産経新聞社



東洋大姫路(兵庫)

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 古豪復活に向け、着実に力をつけているのが東洋大姫路である。
 
 1969年に初めて夏の甲子園に出場すると、1972年からは3年続けて甲子園に進んだ。そして1977年は、愛知の東邦と死闘を演じ、延長戦の末にサヨナラホームランで勝利。念願の初優勝となった。
 

 
 学校数が多い兵庫県において、甲子園でも安定した戦いぶりを発揮。2006年、2011年には準々決勝まで勝ち上がった。
 
 ところが、2011年の出場を最後に、夏の甲子園から遠ざかっている東洋大姫路。そんな中、2022年4月には履正社で夏の甲子園を制覇した岡田龍生監督が就任した。
 
 今年は13年ぶりに春季兵庫大会を制した。春季近畿大会では大阪桐蔭をコールドで破り、今春の選抜で準優勝した智弁和歌山も撃破。春の近畿王者に輝いた。
 
 今春の選抜で背番号「1」を背負った阪下漣の状態が気掛かりではあるが、兵庫県代表として14年ぶりに夏の甲子園に出場できるだろうか。

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