古豪復活は…?10年以上、夏の甲子園出場から遠ざかっている名門6校
2025/07/26 NEW
産経新聞社

高校野球 夏の甲子園 最新情報
第107回全国高等学校野球選手権大会への出場を懸けた熱戦が、全国で繰り広げられている。全国に数多くある強豪校の中でも、特に「古豪」と呼ばれる学校の復活には、注目するファンも多いだろう。今回は、夏の甲子園から10年以上遠ざかっている強豪校を紹介する。
駒大苫小牧(南北海道)
隆盛を極めた時代もあった駒大苫小牧。しかし、夏の甲子園では長らくその姿を見せていない。
1966年の夏に甲子園初出場を果たすも、初戦で敗れた駒大苫小牧。その後は夏の甲子園から遠ざかっていた中、2004年に快進撃を見せた。
北海道勢として史上初となる夏の甲子園優勝を達成し、2005年には夏連覇を達成。田中将大(現:巨人)の躍動は大きな注目を集め、絶対的な強豪校として一世を風靡した。
2006年夏は3連覇を目指して決勝に進出。だが、斎藤佑樹(元・日本ハム)を擁した早稲田実の前に敗れ、偉業達成とはならなかった。また、2007年夏の甲子園では初戦で広陵に敗れた。
広陵に敗れて以降は、夏の甲子園から17年間遠ざかっている状況だ。今夏は室蘭地区代表決定戦を圧勝し、南北海道大会に進出した。
しかし、準決勝で強豪・北海に3-8で敗れ、18年ぶり夏の甲子園出場は叶わなかった。