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西武・髙橋光成投手推薦! 書籍『凡事徹底 前橋育英高校野球部で教え続けていること』が6月20日発売

2022/06/14

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『凡事徹底 前橋育英高校野球部で教え続けていること』

 前橋育英高・荒井直樹監督の『凡事徹底 前橋育英高校野球部で教え続けていること』が6月20日に発売される。甲子園春2回、夏6回を誇る名将の指導論は必見だ。

 
想像を超える強さは、やはり当たり前の積み重ねでしか生まれない
「対話」を通じて選手に寄り添い、成長を見届ける
それこそ指導者として最高の喜びだ――
 
本書は8年前に出版した『当たり前の積み重ねが本物になる』の内容をアップデートした、前橋育英高校野球部・荒井直樹監督の指導論を1冊にまとめたものだ。
 
荒井監督の座右の銘である『凡事徹底』は2013年に全国制覇をして、一気にスポーツ界に広まった。周囲から見る目の変化、練習環境の変化、教え子がプロ野球選手へ。しかしその後、数年はなかなか勝てない日々が続いた。
 
そのなかで、指導者として試行錯誤しながら、根本的な部分は変えず、指導を進化させてきた。今や甲子園常連校にも数えられる前橋育英高校野球部で現在教え続けていることとは何か。指導者必携の一冊となっている。
 
<目次>
第一章 監督として超える
第二章 技術を超える
第三章 チームとして超える
第四章 人として超える
 
荒井直樹(あらい・なおき)
1964年8月16日生まれ。日大藤沢高時代、甲子園出場は果たせなかったものの、1年後輩の山本昌投手(元中日ドラゴンズ)と二枚看板で活躍した。3年生の夏の神奈川県大会では、2試合連続無安打無失点試合を達成した経験を持つ。卒業後は社会人野球の名門・いすゞ自動車に入社。都市対抗野球には7回出場した(内野手)。引退後は、96年~98年まで母校・日大藤沢高監督、99年から前橋育英高でコーチ、2001年に監督に就任した。前橋育英高では、春夏1回ずつ甲子園に出場。2013年第95回全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)では2年生エース高橋光成を中心とした守りの野球で勝ち進み、初優勝を飾った。著書に『当たり前の積み重ねが本物になる』(カンゼン)
 
【構成者紹介】田中夕子(たなか・ゆうこ)
神奈川県生まれ。神奈川新聞運動部でのアルバイトを経て、『月刊トレーニングジャーナル』編集部勤務。2004年にフリーとなり、バレーボール、水泳、フェンシング、レスリングなど五輪競技を取材。著者に『高校バレーは頭脳が9割』(日本文化出版)、共著に『青春サプリ』(ポプラ社)、『海と、がれきと、ボールと、絆』(講談社)。『SAORI』(日本文化出版)、『夢を泳ぐ』(徳間書店)、『絆があれば何度でもやり直せる』(カンゼン)、2013年に出版した『当たり前の積み重ねが本物になる』(荒井直樹著・カンゼン)でも構成を担当。

書籍情報

『凡事徹底 前橋育英高校野球部で教え続けていること』
(田中夕子構成/四六判/224頁/2022年6月20日発売/価格:1700円+税)
 

 

第一章
監督として超える
 
甲子園優勝で一変「甘い」から「信念を貫いた」/何気ない会話で選手の調子を知る/一人ひとりに目を配り、1対1の関係を築く/専門外には余計な口を挟まない/バッティング練習は「言う」前に選手の声を「聞く」/レギュラーだから特別扱いはありえない/情報溢れる今でもあえて話す、山本昌の継続力/「猫の日」に「ジャイロボール」、選手とつながる「野球ノート」・・・など

 
第二章
技術を超える
 
キャッチボールで試合を想定。準備を怠るな/バント処理でプレッシャーを与える/ランナー付きノックの醍醐味/ノックは大縄跳びのイメージ/選手自らが判断し、ピンチをチャンスに変えるプレーを/投手が勝敗の8割/見逃す時は打ちにいけ/打てない理由を探るには、好調時の分析がヒントになる/データは武器、されどデータを上回る技術を磨く/相手へのリスペクトを忘れない・・・など
 
第三章
チームとして超える
 
前のチームを超える/「この選手と一緒に野球がしたい」と思わせる要素とは/スーパー1年生」も「3年サイクル」も好まない/打順は守備から考える/下位打線も「四番」と同じ/前橋育英史上ナンバーワンのエースピッチャー/例外だった2017年「4人がエースナンバー」/チームは一つ。レギュラーもサブも分け隔てなく/「怒る」ことの難しさ/・・・など
 
第四章
人として超える
 
忘れられない100回大会、健大高崎との決勝/苦労人が打ち、ホームを踏んだ劇的なサヨナラ勝利/「特別」はつくらず常に「いつも通り」を貫く/継続こそが力なり/新型コロナウイルス大流行で実感した「当たり前」の大切さ/ケガをした選手を一人にしない/目指すのは地元の人に愛されるチーム/・・・など
 
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