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【結果速報】大阪桐蔭、19安打13得点の大勝で決勝戦進出 国学院久我山は初の決勝届かず(準決勝・第2試合)【春のセンバツ甲子園2022】|第94回選抜高校野球大会

2022/03/30

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甲子園 最新ニュース(高校野球最新情報)

春制覇に向け磐石の体制

<10日目 第2試合 準決勝 ●国学院久我山 4-13 大阪桐蔭〇>(30日、阪神甲子園球場)

 第94回選抜高等学校野球大会は30日、阪神甲子園球場で第10日を迎え、準決勝・第2試合で国学院久我山(東京)と大阪桐蔭(大阪)が対戦。大阪桐蔭が、国学院久我山を強力打線で力の差を見せつけ、決勝進出を決めた。

 

 
 前の試合18安打17得点の猛攻をみせた大阪桐蔭打線がこの日も火を噴いた。
 
 大阪桐蔭は初回、2番・谷口勇人がチーム初安打を放つと盗塁で二塁を陥れ、2死ながら得点圏に走者を置く。そして、4番・丸山一喜がライト前に適時打を放ち先制に成功する。さらに、海老根優大が左翼フェンス直撃の二塁打で、二、三塁とチャンスを広げると、田井志門が一、二塁間を破る2点タイムリーでいきなり3点をリードした。
 
 さらに3回、先頭・松尾汐恩のセンター前ヒットを皮切りに4連打2得点で先発の渡邊をノックアウトする。なおも無死一、二塁から7番 星子天真は、手堅く送りバントで走者を進めると、続く鈴木塁は代わった松本慎之介からレフト線への2点適時二塁打。1番・伊藤櫂人の適時打でもう1点を加え、3回までに11安打8得点を挙げる。

 打線は4回、6回、8回にも得点を挙げ、計13得点。準々決勝を越える19安打を放った。6回には松尾にチーム第7号の一発が生まれている。
 
 投手陣は、先発の川原嗣貴がゆったりとしたフォームから力強いボールを投げ込み、国学院久我山打線に対し7回2失点の好投。8回からは別所孝亮が登板し、試合を締めくくった。
 
 国学院久我山は、投げては3投手の継投、打っては6回に木津寿哉の2点適時打、9回に2得点を挙げる粘りを見せたが、初の決勝進出は叶わなかった。
 
 勝利した大阪桐蔭は、あす31日(第11日)の決勝戦で、近江(滋賀)と春・王者をかけた頂上決戦を戦う。