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【結果速報】近江、浦和学院を延長11回サヨナラで破り滋賀県勢初の決勝進出! 大橋大翔が殊勲3ラン、代替出場でのセンバツ優勝に王手(準決勝・第1試合)【春のセンバツ甲子園2022】|第94回選抜高校野球大会

2022/03/30

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近江・山田陽翔は4試合連続完投勝利

<10日目 第1試合 準決勝 浦和学院 2-5× 近江>(30日、阪神甲子園球場)

 第94回選抜高等学校野球大会は30日、阪神甲子園球場で第10日を迎え、準決勝・第1試合で浦和学院(埼玉)と近江(滋賀)が対戦。延長11回までもつれた熱戦は、近江が5-2で勝利し、滋賀県勢初の決勝進出を決めた。

 

 
 近江は4試合連続でエース・山田陽翔、浦和学院は背番号「10」の浅田康成が初先発。初回はともに得点圏に走者を背負ったが、無失点の立ち上がり。序盤はスコアボードにゼロを並べた。
 
 試合が動いたのは4回、浦和学院は無死から2番・伊丹一博の遊安、続く金田優太の右二塁打で二、三塁とし、4番・鍋倉和弘の一塁強襲安打で先取点。さらに5番・高山維月も一、二塁間を破るタイムリーを放ち、4連打で2点を先制した。
 
 対する近江も、すぐさま反撃する。4回裏、無死から前の回で好守を見せた中瀬樹が四球でチャンスメイク。1死後に5番・岡崎幸聖が左中間を破ると、クッションボールの処理をもたつく間に中瀬が一気にホームイン。その差を1点とした。
 
 近江・山田は、5回の打席で左足首に死球を受けるアクシデント。しかし、6回以降もマウンドを守り、強力打線に追加点を許さない。
 
 力投に応えたい近江打線は7回、5回途中からマウンドの浦和学院・金田に対し、1番・津田基は俊足を活かした左中間へのツーベース。犠打で走者を三塁へ送ると、3番・中瀬樹の打席でスクイズを敢行。クロスプレーの末に本塁を陥れ、同点に追いついた。
 
 その後は両投手が好投を続け、試合の行方は延長戦へ。11回、ついに勝敗が決した。近江は先頭の石浦暖大が右安で出塁。1死後に7番・川元ひなたの安打でサヨナラのチャンスを広げると、8番・大橋大翔が変化球を強振。打球はレフトスタンドに飛び込むサヨナラ3ラン。劇的な幕切れで勝利を飾った。
 
 近江・山田は左足の痛みをこらえ、延長11回(170球)を投げ抜いて4試合連続完投。2桁10奪三振、1失点の好投で勝利を呼び込んだ。

 勝利した近江は、あす31日(第11日)の決勝戦で、国学院久我山(東京)対大阪桐蔭(大阪)の勝者と春・王者をかけた頂上決戦を戦う。