大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » 春の選抜 » 【結果速報】広島商業、22得点の猛攻で大勝 21世紀枠・丹生も一時リード奪うなど健闘見せる(5日目・第3試合)【春のセンバツ甲子園2022】|第94回選抜高校野球大会

【結果速報】広島商業、22得点の猛攻で大勝 21世紀枠・丹生も一時リード奪うなど健闘見せる(5日目・第3試合)【春のセンバツ甲子園2022】|第94回選抜高校野球大会

2022/03/23

text By



甲子園 最新ニュース(高校野球最新情報)

広島商が甲子園4元号(大正・昭和・平成・令和)勝利を達成!

<5日目 第3試合 1回戦 ●丹生 7-22 広島商〇>(23日、阪神甲子園球場)

 第94回選抜高等学校野球大会は23日、阪神甲子園球場で第5日を迎え、第3試合で21世紀枠の丹生(福井)と広島商(広島)が対戦。3回以外の攻撃で得点を挙げた広島商が22-7で大勝を収め、2回戦に駒を進めた。なお、この白星で広島商は史上4校目となる甲子園での4元号勝利を達成している。

 

 
 初回、20年ぶりのセンバツ出場となる広島商が鮮やかな先制攻撃を見せる。先頭の四球、犠打で1死二塁の形を作り、3番・植松幹太の適時打で先取点。なおも2死二、三塁の場面で6番・松浦太河が2点適時打を放ち、この回3点を挙げた。
 
 しかし、甲子園初出場の丹生も直後に反撃。2回、2本の安打と死球で1死満塁の絶好機を作り、遊ゴロの間に初得点。さらに9番・吉田樹利の2点適時打、2死一、三塁から先発マウンドの井上颯太が右中間を真っ二つに破るタイムリーツーベースを放ち、一気に試合をひっくり返した。
 
 逆転を許した広島商だったが、2四球で得点圏に走者を置き、5番・竹下偉磨琉、6番・松浦の連続タイムリーですぐさま勝ち越し。その後も得点を重ね、一挙5点のビッグイニングとした。
 
 4回には2本の適時打、守備の綻びも絡んで4点を加えると、5回にも内野ゴロの間に1点追加。大量9点をリードして試合を折り返した。
 
 後半戦に入っても、広島商打線の勢いは止まらず、6回以降も立て続けに得点を重ね、計22得点の猛攻でゲームを決定付けた。
 
 18点差で迎えた最終回、後がない丹生は2死満塁のチャンスを作り、5番・小松海夢が2点タイムリー。さらにバッテリーエラーで1点を追加するなど意地を見せたが、反撃はここまでとなった。

 広島商の次戦は、26日(第8日)の第3試合。鳴門(徳島)対大阪桐蔭(大阪)の勝者と対戦する。