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【速報】智弁学園、2点リードで5回終了 小畠一心が先制3ラン&好投、京都国際も1点を返す(準決勝・第2試合 智弁学園対京都国際)夏の甲子園【全国高校野球2021】

2021/08/28

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<14日目 第2試合 準決勝 智弁学園 ー 京都国際>(28日、阪神甲子園球場)
 

 
 第103回全国高等学校野球選手権大会は28日、阪神甲子園球場で第14日を迎え、準決勝・第2試合で智弁学園(奈良)と京都国際(京都)が対戦。

 京都国際の先発は、準々決勝・敦賀気比戦に続いて背番号「9」の平野順大。初回、1死から安打と四球で得点圏に走者を背負ったが、4番・山下陽輔の三直で飛び出した二塁走者も刺し、無失点で凌いだ。対する智弁学園は、背番号「10」の小畠一心が先発マウンド。小畠は、初回を三者凡退で抑えた。
 
 その後は投手戦の様相を呈し、序盤は膠着状態に。京都国際の平野は、毎回のように走者を出すも決定打を許さず。一方で智弁学園の小畠は、3回まで無安打投球を続けた。
 
 均衡が破れたのは、4回だった。智弁学園は先頭の山下陽輔が四球で出塁すると、ワイルドピッチと犠打、さらには死球で1死一、三塁。植垣洸のスクイズは、バッテリーに読まれて失敗に終わったが、なおも1死一、三塁で打席の8番・小畠が甘く入った変化球を振り抜いた。風にも乗った打球は、レフトスタンドに飛び込む3ランホームラン。自らの一発で先制点を奪った。
 
 京都国際は、5回の守備からエース左腕・森下瑠大へ継投した。疲れの見える森下は、制球が定まらずに無死から連続四球を与えたが、3番・前川右京を二併殺打、4番・山下を投ゴロと主軸を打ち取り、難を逃れた。
 
 反撃に転じたい京都国際はその裏、先頭の辻井心がセンターオーバーの二塁打でチャンスメイク。進塁打で1死三塁とし、7番・金田大記の犠飛で1点を返した。試合は5回雨を終了し、3-1で智弁学園が2点をリードしている。
 
【スコア速報】夏の甲子園2021 準決勝 第2試合 智弁学園対京都国際