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【結果速報】大阪桐蔭、東海大菅生を雨天コールドで降す 強力打線が3本塁打の一発攻勢で激闘制す(5日目・第1試合)夏の甲子園【全国高校野球2021】

2021/08/17

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<5日目 第1試合 1回戦 ●東海大菅生 4ー7 大阪桐蔭○>(17日、阪神甲子園球場)
 

 
 第103回全国高等学校野球選手権大会は17日、阪神甲子園球場で第5日を迎え、第1試合で東海大菅生(西東京)と大阪桐蔭(大阪)が対戦。激闘となったが、大阪桐蔭が7-4で8回途中雨天コールドで勝利し、2回戦に駒を進めた。

 大阪桐蔭はエース左腕・松浦慶斗、東海大菅生は背番号「11」の左腕・桜井海理の両先発で雨が降る中で試合開始。大阪桐蔭は、初回、2死から3番・池田陵真が三塁内野安打と悪送球で二塁に進むと、4番・花田旭が大飛球をセンターへ。打球はそのままバックスクリーンへと吸い込まれる2ラン本塁打。4番の一発でいきなり先取点を奪った。
 
 対する東海大菅生は、2回、2死から8番・金谷竜汰が安打で出塁した。9番・桜井も安打で続くと、ライトが処理をもたつく間に一塁走者が一気に生還。点を取られた直後のイニングに1点を返した。
 
 大阪桐蔭は、3回に一発攻勢。先頭の2番・藤原夏暉がレフトポール際へのソロ本塁打を放つと、5番・前田健伸もバックスクリーンへ運び、1イニングで2本のソロ本塁打が飛び出した。さらに5回、東海大菅生のエース左腕・本田峻也から3番・池田がレフトへ適時二塁打を放ち、大阪桐蔭が4点リードで5回を終了した。
 
 後半戦は、さらに雨足が強まる中での開催となった。東海大菅生・本田は、6回にも2死満塁のピンチを背負ったが、無失点。すると、打線は7回、6番・山田聖和、7番・本田の連続二塁打で反撃の得点を挙げると、さらに2死満塁から3番・堀町沖永の2点適時二塁打で1点差に迫った。
 
 しかし大阪桐蔭は、すぐさま反撃。直後の7回裏、2死一、二塁から代打・田近介人の適時二塁打で2点を追加した。
 
 8回表の東海大菅生の攻撃、大阪桐蔭の右腕・竹中勇登の代わり端を攻め、1死一、二塁のチャンスを作ったところで激しい雨の降りによって試合が中断。その後も雨足が弱まることはなく、降雨コールドゲームが成立した。
 
 勝利した大阪桐蔭の次戦は、21日・第2試合で近江(滋賀)と日大東北(福島)の勝者と対戦予定となっている。
 
【夏の甲子園2021】第103回全国高校野球選手権大会 試合日程スケジュール トーナメント表(対戦組み合わせ)一覧