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戦力外選手、退団選手の選択は? 投手中心のトライアウト組と、松中・坂口ら受けずにオファーを待つ選手

いよいよ11月10日、草薙球場で2015年のプロ野球12球団トライアウトが開催される。トライアウトで最後の挑戦に臨む選手もいれば、トライアウトを受けずにオファーを待つ選手もいる。

2015/11/10

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松中、鉄平、坂口らオファーを待つ大物選手

戦力外通告を受けた選手の中には、トライアウトを受けず、他球団のオファーを待つ選手もいる。

 実績十分のベテラン選手ですでに水面下で他球団と何らかの話がすでにある選手、海外でのプレーも視野に入れている選手、さらに現役続行を表明しながらも、進路を決めかねている選手もいる。

 また戦力外通告を受ける前に退団し、現役続行を表明したソフトバンクの内野手の松中信彦をはじめ、巨人の久保裕也や広島・栗原健太、オリックスの鉄平や坂口智隆らも同じ境遇だ。しかし彼らに対しては、すでにいくつかの球団が獲得に興味を示している。ちなみに栗原は楽天で入団テストを受ける予定だという。

 主な選手は次のような顔ぶれだ。

ソフトバンク
・内野手 松中信彦(41)
・投手 金無英(29)
・捕手 細山田武史(29)
・内野手 李杜軒(27)

ロッテ
・捕手 川本良平(33)

オリックス
・投手 井川慶(36)
・投手 馬原孝浩(33)
・外野手 竹原直隆(35)、鉄平(32)、坂口智隆(31)

楽天
・投手 梅津智弘(32)、高堀和也(28)
・内野手 西村弥(32)

巨人
・内野手 坂口真規(25)

阪神
・内野手 黒瀬春樹(30)

広島
・内野手 栗原健太(33)

中日
・投手 川上憲伸(40)

DeNA
・投手 岡島秀樹(39)
・外野手 多村仁志(38)

 近年では中村紀洋のように、現役続行を表明したまま、どの球団からもオファーがないまま新しいシーズンを迎える選手もいる。選手の身の引き方も多様になってきた。

 自由契約となった選手との交渉は、トライアウト終了後から解禁される。
 11月10日はFA権申請の最終期限でもある。FA権を行使する選手が出た球団は、急きょ補強に動く可能性もある。

 いろんな意味で、今日11月10日は、多くの野球選手にとって運命の日になるのだ。

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