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セリーグ・クライマックスファイナルステージは虎の勢いが勝るか? はたまた王者の貫録か

15日に開幕したクライマックスシリーズファイナルステージ。セリーグはファーストステージを勝ち上がった阪神が初戦を制し、1勝1敗の五分に戻した。初戦は藤浪が巨人打線を封じ、またファーストステージは不振だった阪神打線が奮起し、効果的に得点をあげた。ファイナルステージを勝ち上がるのは一体どちらのチームか?

2014/10/16

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阪神先発陣の与四球数の少なさが試合をつくっている

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(以下CS)ファイナルステージは、阪神が4対1で初戦を制し、対戦成績を1勝1敗のタイにした(巨人の1勝のアドバンテージを含む)。

 阪神の先発藤浪晋太郎は、7回1失点の好投でCS初勝利。20歳6カ月での勝利は、セ・リーグCS史上最年少。日本シリーズを含め、阪神で20歳以下の投手がポストシーズンで勝利をあげたのは球団史上初めてだった。

 広島と対戦したCSファーストステージ第1戦の初回からポストシーズン最長記録となる27イニング連続無失点と阪神投手陣の調子がいい。

 ファーストステージ初戦はメッセンジャー、2戦目は能見篤史がともに8回無失点、そして昨日の藤浪と先発投手が最高のピッチングを見せている。3投手とも与えた四球が1つずつと余計な走者を許していないのも好投の要因と言えるだろう。

 一方で、リリーフ陣があまり登板していない点は少々気になる。

 ファーストステージからの3試合で登板したリリーフ投手は呉昇桓が3試合5イニング、福原忍が2試合1回2/3、高宮和也が1試合1/3イニング。広島との第2戦で呉を3イニング登板させるなど、絶対的な信頼を寄せているが、ほかのリリーフ陣が頼りないとも考えられる。

 余裕のある展開で、ほかのリリーフ投手も登板させ実戦感覚を取り戻したいところだ。

 野手陣では3番鳥谷敬、4番ゴメスがファイナルステージ初戦で結果を出したのが大きい。
 ゴメスは東京ドームで打率.341、4本塁打とよく打っていて、相性の良さをCSでも発揮した。

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 不安な点をあげるならば、第3戦での先発が予想される杉内俊哉に対し、今季鳥谷は19打数ノーヒット、ゴメスが16打数2安打と抑えられている。杉内に対し17打数5安打の上本博紀、18打数6安打のマートンに期待したい。

 クライマックスシリーズに入ってから元気なのが西岡剛だ。ファイナル第1戦の初回にレフト前ヒットで出塁し、先制のホームを踏んだ。今季はケガの影響もあり24試合の出場に止まったが、対巨人の打率は.353と主力選手の中で最も高い。

 打数が少ないとはいえ、巨人としては調子に乗せたくない選手だろう。なんでもできる西岡、上本の1、2番コンビでかき回し、リーグ屈指のクリーンアップコンビで得点する。シンプルな攻撃をどれだけできるかが、日本シリーズ進出のカギを握るのではないだろうか。

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