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“カネやん”こと金田正一氏と同タイプ? 大谷翔平の意外な弱点

パリーグ最多勝、最優秀防御率のタイトルに向けてひた走る大谷翔平。そんな大谷の対戦データを調べると、意外な事実が見えてきた。

2015/09/03

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大谷登板時は、援護もある

 パリーグ最多勝、最優秀防御率のタイトルに向けてひた走る大谷翔平が、2日ロッテ戦に登板したが、立ち上がりに角中に本塁打を浴びるなど、6回3失点で降板。今季4敗目を喫した。
 
 ロッテ戦は今季初黒星で、これまでは1点も奪われていない“お得意様”だった。
 
 大谷の今季の対戦チーム別成績をまとめた。援護率は大谷が投げたときに味方がとった得点の平均。
 
パリーグ
 
・楽天 2勝0敗 防御率0.61 援護率3.86
 
・ロッテ 2勝1敗 防御率1.13 援護率5.63
 
・西武 4勝1敗 防御率1.88 援護率3.15
 
・オリックス 2勝0敗 防御率1.93 援護率 5.21
 
・ソフトバンク 1勝1敗 防御率5.40 援護率2.57
 
セリーグ
 
・DeNA 1勝0敗 防御率1.29 援護率3.86
 
・阪神 0勝1敗 防御率1.29 援護率0.00
 
・中日 1勝0敗 防御率2.25 援護率4.50
 
 
 大谷の投球内容は素晴らしいのはもちろんだが、登板時に味方の援護もある。良い循環になっていることがわかる。
 しかしソフトバンク戦だけは例外だ。8月4日に7失点したため、防御率を大きく下げた。援護率も低く、今後のクライマックスシリーズに向けて気がかりな点だ。

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