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楽天・渡邊佑樹が支配下復帰「サイドスローに変えたことで道が開けた」、石井GM「今年は違う渡邊を」 新背番号は「45」

2021/03/01

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 東北楽天ゴールデンイーグルスは1日、育成選手の渡邊佑樹投手との間で支配下選手としての契約に合意したと発表した。背番号は「150」から「45」へ変更となる。
 

 
 渡邊は、富士学苑高、横浜商科大を経て、2017年ドラフト4位で楽天に入団した25歳の左腕。プロ入り後は二軍暮らしが続き、一軍登板は19年の1試合のみ。20年は二軍で22試合(57回1/3)を投げ、2勝2敗、防御率4.55となった。同年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再契約。サイドスローに転向して再起をかけていた。
 
 渡邊は、球団を通じて、「もう一度チャンスをくださった球団に感謝したいです。育成でしたけど、それでも一軍キャンプに呼んでいただけたのはありがたかったですし、そこで結果を出せたのが良かったと思います。サイドスローに変えたことで道が開けたと思うので、このチャンスをしっかりものにし、チームの勝利に貢献することが恩返しになると思うので、一生懸命頑張ります。」とコメント。
 
 石井ゼネラルマネージャー(GM)兼監督は、同じく球団を通じて、「渡邊選手とは育成になる時からコミュニケーションを取ってきてました。こちらからのリクエストというところも含めて苦労をかけましたので、それに応えるというか、それ以上のしっかり答えを持ってこのキャンプに臨んでくれてました。支配下になるのは当たり前と言えば当たり前だと思いますが、今年は違う渡邊を見せていただいて、一軍で活躍してほしいと思います。」と期待を口にした。