大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ワールド・ベースボール・クラシック » 【速報・5回】侍打線、連打で好機作り松田の犠飛で同点!岡田は満塁のピンチを凌ぐ

【速報・5回】侍打線、連打で好機作り松田の犠飛で同点!岡田は満塁のピンチを凌ぐ

2017/03/08

text By

photo

Getty Images



 5回表も続投のアサートンを、侍打線が遂に捉えた。
 6番坂本が左前に1回表ぶりの安打を放つと、相手の守備がもたつく間に好走塁で2塁を陥れ、無死2塁とチャンスを作る。また、7番鈴木も二塁内野安打を放ち、昨日大活躍の松田の打席のところで、アサートンからウェルズにスイッチ。
ここで松田がまたも仕事を果たす。2球目をレフトに運び、犠飛で1点を奪い試合を振り出しに戻した。昨夜に続き、今日もチームの勢いを取り戻す一打を放った。
 
 その後は1死1塁となり、9番小林は犠打でしっかりと送り2死2塁のチャンスで1番山田に打席を回す。しかし、山田は中飛に倒れ3アウトとなった。しかし、この回は松田の犠飛で同点に追いつくことに成功した。
 
 5回は1死満塁という絶体絶命のピンチを招くも、この回から登板の岡田が併殺に打ち取り無失点に抑えた。
 7番デサンミゲルに死球を与え、またも先頭打者を出してしはまったが、8番オールティエンをカーブで空振り三振、9番ハーマンに遊撃強襲の内野安打を浴びたところで、球数が65球に達したため交代となった。65球を超えても、その打席の打者との対戦が終わるまでは登板できるため、菅野は4回1/3を66球、1失点という内容だった。
 
 菅野の後には、昨日ワンポイントで登板した中日・岡田俊哉が連投。
 しかし、1番カンディラスのところで暴投。1死2・3塁とピンチを広げてしまう。その後カンディラスには四球を与え、1死満塁となってしまう。
 岡田は制球が定まらず、初球から6球連続ボールとなってしまっていたが、7球目でベレスフォードを二ゴロ併殺打に打ち取り、絶体絶命のピンチを最高の形で切り抜けた。
 
オーストラリア 1-1 侍ジャパン
 
【オーストラリア】
アサートン 57球
ウェルズ 9球
 
【侍ジャパン】
菅野 48球
岡田 7球
 
本塁打
オ デサンミゲル(2回ソロ)

 
バッテリー
【オーストラリア】
アサートン、ウェルズ-デサンミゲル
 
【侍ジャパン】
菅野、岡田-小林