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タグ:高岡英夫の記事一覧

歩く姿から見て取れる、大谷翔平の「軸」。一流の打撃を可能にする内転筋軸の働き

2022/10/12

大谷翔平コラム ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、今年も二刀流で米球界を席巻。運動科学研究の第一人者・高岡英夫氏によると、内転筋軸に秘密があるという。9月19日に発売した同氏の著書『内転筋軸トレーニングで、パフォーマンスが上がる!』より、その一部を紹介する。   今シーズンのメジャーリーグはABEMAプレミアムで! 公式戦324全試合を日本語実況解説のもと完全生中継!   無駄のない立ち姿  最初に取り上げるのは、2021年にメジャーリーグでシーズンMVPを獲得した大谷翔平選手です。大谷選手が歩いている姿を思い浮かべてください。彼が特に調子がいい時は、全身がタラーン ... 続きを見る


2021年、大谷翔平が本塁打を量産できる宇宙人的メカニズム―スルスルラクラクに動く肩甲骨―(第1回)

2021/07/13

現地7日に行われたレッドソックス戦で今シーズン32号本塁打を放ち、2004年に松井秀喜選手が記録した日本人の年間最多本塁打記録を塗り替えた大谷翔平。野球の母国アメリカで「ありえない」「地球人ではない」「宇宙から来た」と絶賛されている2021年シーズンの大谷だが、宇宙人と言いたくなるほど他の選手とは異なるそのパフォーマンスの中身、つまりはその脳と身体が織り成すメカニズムとは何なのか。結果としての記録や評価(人気、騒ぎも含め)よりも、真の“原因”こそ知りたいという玄人の読者のために、5月に『背骨が通れば、パフォーマンスが上がる!』(カンゼン刊)を上梓した高岡英夫氏が高度運動科学による分析を随筆風にお届けする。(全2回構成)... 続きを見る


運動科学から見た、打者・大谷翔平のパフォーマンスの高さと故障の要因

2018/06/18

 大谷翔平選手が故障者リストに入ってしまった。メジャーリーグでもめったに見られない、あの美しいバッティングフォーム、あの美しいピッチングフォームがTV画面から、しばらくの期間でも消えてしまうのは実に寂しい。    運動科学研究の第一人者であり、5月7日に『肩甲骨が立てば、パフォーマンスは上がる!』を上梓した高岡英夫氏は、今回の大谷選手の右肘の故障の主たる原因を「MLBでも類を見ないほどの柔らかさを誇っていた肩甲骨の可動性が5月中旬を過ぎるあたりから急激に低下してきたこと」と分析する。    さらに高岡氏は「大谷選手のように肩甲骨を肋骨の上で大きく滑らかに動かすことができると ... 続きを見る