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地元出身の大砲は“チームの顔”目指す。西川僚祐、「長打力」磨いて一軍の舞台へ【千葉ロッテマリーンズ・若手選手インタビュー連載#18】

2022/02/17

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千葉ロッテマリーンズ



高校とプロではどこが違う?

 高校卒業後すぐにプロの世界へと入った西川。高校生活とプロ生活の違いを訊いてみた。
 
――高校時代と比べて生活面で変わったことは?
 
「やっぱり一番は学校がないことですかね。朝起きて、もう朝から野球して、試合してっていうのを毎日繰り返すなかで、自分の野球の成績、結果っていうのにこだわりというか。結果とかが出る中で、高校の時よりやっぱり“結果への意識”というか、そういうのは強くなりましたね。毎日やっぱり試合があって、そのなかなので」
 
――金属バットから木製バットへ変わる苦労はあった?
 
「自分では特にあまり感じないですね。でも先っぽに当たったときに、(金属だと)やっぱりいいところに落ちたりっていう、その差はありますけど。去年試合に出てたときは(苦労は)ほとんどなかったです」

――食事の面での変化は?
 
「食事の面は、寮のごはんは、なんて言うんだろう、いろんなおかずが出てきたりとか、そういう部分では『こんなに食べないと一年間戦っていけないのか』っていう感じは、最初はありましたね」
 
――昨シーズン一番きつかったことは
 
「体力的には一年間戦えていたので、そこまで『すごいきついな』とか、『バット振れないな』っていうのは、そういうのは、夏場は多少ありましたけど、でも『もう動けない』とか、そういうレベルはなかったので、まだ体力的には大丈夫でした。けど、やっぱりピッチャーのスピード感だったり、スピードへの慣れとかそういうのは、一番苦労がありましたね。そこが一番きついなと思いました」

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