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“それが試合で出てしまった”。守備職人・小川龍成の脳裏に焼き付いて離れないプレーとは【千葉ロッテマリーンズ・若手選手インタビュー連載#17】

2022/02/12

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千葉ロッテマリーンズ



「自分が結果を出せば、必ずチームにもプラスになる」


 
 打ち取ったあたりを確実にアウトにしていく。シンプルだが、それこそがチームの信頼を勝ち取る一番の近道だ。「何気ないゴロ」を絶対にアウトにしてくれるという安心感に、「できて当たり前」という広い守備範囲での好プレーが加われば、鬼に金棒だ。「ショートに打たせておけば間違いない」と投手に思ってもらえれば、スタメン起用もグッと近づくだろう。
 

 今キャンプに臨むにあたって小川は、「InBody(※体成分分析装置)」で「体脂肪率であったり筋肉量っていうところで目標を設定して」身体を作り上げてきた。その成果もあってか、石垣島での充実した日々を送っている。

「とにかく自分が結果を出してチームを勝たせられたら、それが一番良いと思うので、まずは、しっかり自分の結果にこだわる。自分が結果を出せば、必ずチームにもプラスになると思うので、長所の部分、守備・走塁でしっかりと結果残せていけたらなと思います」
 
 小川が結果を出せば、チームの勝利に繋がる。そしてその先に、リーグ優勝、日本一がある。屈指の“守備職人”の、今季の躍進に注目だ。
 
 
取材・文 森田深志

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