最も多く犠飛を打ったのは誰？ 「ON砲」、戦後初の三冠王もランクイン…NPB、通算犠飛数ランキング1〜5位。【プロ野球歴代最高記録】
2021/05/20
Getty Images
3位：世界の本塁打王
王貞治 100犠飛（実働期間1959-1980）
生年月日：1940年5月20日
身長／体重：177センチ／79キロ
投打：左投左打
経歴：（早稲田実-）読売
本塁打、出塁率など数々のアンタッチャブルレコードを保持する王。犠飛数は3桁100本となった。
早稲田実から1959年に巨人へ入団。2年目の61年に正一塁手となり、打撃改造に取り組んだ4年目以降は「一本足打法」でプロ野球界を席巻した。
初めて最多本塁打を受賞した62年からは、19年連続30本塁打以上、打点も63年からの7年連続を含む14度の100打点超えを記録した。犠飛数の最多は、78年の11本。キャリアを重ねるにつれ、増加傾向にあった。
また、最多本塁打15度、最多打点13度、最多出塁率（現最高出塁率）12度、最優秀選手9度はいずれも歴代最多。その他にも、18年連続ベストナイン、9年連続ダイヤモンドグラブ賞（現ゴールデン・グラブ賞）など攻守ともにレジェンドといえる成績を残した。
【次ページ】阪急黄金期を支えた3番打者