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2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【ヤクルト・投手編】

2021/04/19

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奥川恭伸


投手:奥川恭伸
投打:右投右打
生年月日:2001年4月16日(満20歳)
身長184センチ、体重82キロ
入団:2019年ドラフト1位
 
 3人目は、高卒2年目の奥川恭伸投手だ。

 奥川は、星稜高から2019年ドラフト1位で入団。3年夏の甲子園では、絶対的エースとしてチームを牽引し、堂々の準優勝に輝いた。ドラフトでは3球団競合の末、ヤクルトが交渉権を獲得した。
 
 ルーキーイヤーの昨季は、二軍で7試合(19回2/3)を投げ、防御率1.83の好成績をマーク。シーズン最終戦で、いきなり一軍初先発を果たした。
 
 今季は、春季キャンプから一軍に帯同。オープン戦では、3試合(9回)を投げ、防御率6.00の結果となったが、首脳陣からの大きな期待を受け、開幕ローテーションに入った。
 
 3月28日の阪神タイガース戦で今季初登板。5回3失点と及第点の投球を見せたが、敗戦投手となった。しかし8日の広島東洋カープ戦では、5回5失点ながら打線の大量援護を受け、念願の一軍初勝利を手にした。
 
 その他にも、ドラフト2位のルーキー左腕・山野太一投手や、高卒4年目の金久保優斗投手、大卒2年目右腕の杉山晃基投手などもブレイク候補に挙げられる。

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