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2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【広島・投手編】

2021/04/16

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栗林良吏


 
投手:栗林良吏
投打:右投右打
生年月日:1996年7月9日(満25歳)
身長178センチ、体重83キロ
入団:2020年ドラフト1位
 
 広島は、今年のドラフト上位指名を受けたルーキー投手たちが、すでにチームにとって欠かせない戦力と躍動している。
 
 1人目は、ドラフト1位の栗林良吏投手だ。

 栗林は、愛知黎明高、名城大、トヨタ自動車を経て、今季入団した。大学時にもプロ志望届を出したが、順位縛りの影響を受けて指名漏れ。その後は社会人の強豪に進み、1年目から先発としてエース格を担った。さらに、大学に続いて社会人のカテゴリでも日本代表入り。同年行われた「アジアウインターリーグ」では、リリーフとしてフル回転し、初優勝に大きく貢献した。
 
 即戦力として期待される今季は、起用法にも注目が集まったが、佐々岡真司監督はリリーフ起用を決断。オープン戦では、4試合(4回)を投げ、1セーブ、7奪三振、防御率0.00と優れた結果を残し、いきなり守護神として開幕を迎えた。
 
 3月27日の中日ドラゴンズ戦、3点リードの9回にプロ初登板。三者凡退と完璧な投球で初セーブをマークした。以降もクローザーの役割を担い、14日終了時点で7試合に登板していまだ無失点。イニング数を上回る8奪三振、両リーグトップタイの5セーブを挙げるなど替えのきかない存在となっている。

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