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2021年シーズン飛躍が期待される選手は?ーー12球団ブレイク候補選手【阪神・野手編】

2021/04/12

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井上広大

外野手:井上広大
投打:右投右打
生年月日:2001年8月12日(満20歳)
身長187センチ、体重97キロ
入団:2019年ドラフト2位
 
 3人目は、高卒2年目の井上広大外野手だ。

 井上は、履正社高から2019年ドラフト2位で入団。高校通算49本塁打の大砲で、3年時には打線の中心を担った。星稜と対戦した夏の甲子園大会決勝では奥川恭伸投手(現東京ヤクルトスワローズ)から3ラン本塁打を放ち、チームを初優勝に導いた。
 
 ルーキーイヤーの昨季は、二軍で主に4番を打ち、打率.226ながら、チーム最多の9本塁打をマークするなど持ち味の長打力を発揮。シーズン最終盤には一軍に昇格し、初安打も放った。
 
 今季は、春季キャンプで一軍に抜擢。打撃でアピールを続けていたが、オープン戦直前に左膝の打撲を負い、無念の二軍調整となった。その後、患部は順調に回復。二軍では9日終了時点で打率.207、1本塁打の成績となっている。
 
 その他にも、昨季一軍でも経験を積んだ小幡竜平内野手、井上と同じ高卒2年目の遠藤成内野手らもブレイク候補に挙げられ、高卒ルーキーの髙寺望夢内野手、育成の小野寺暖外野手らも二軍で結果を残している。

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