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澤村拓一、レッドソックス移籍決定 千葉ロッテ河合オーナー代行も期待「ロッテの沢村がメジャーでも活躍してもらえると非常に嬉しい」

2021/02/17

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日本出身は9人目

 MLBボストン・レッドソックスは16日(日本時間17日)、海外フリーエージェント権を行使していた澤村拓一投手と契約合意したと発表した。契約は2年間で、3年目の2023年は相互オプションとなる。また澤村の40人枠ロースター入りに伴い、左腕ジェフリー・スプリングスが登録を外れた。
 

 
 澤村は、佐野日大高、中央大を経て2010年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。1年目から2桁勝利、200投球回をクリアするなど即戦力として活躍。15年からはクローザーとして2年連続30セーブ以上を記録した。2020シーズン途中に千葉ロッテマリーンズにトレード移籍すると、セットアッパーとして抜群の安定感を披露し、一気に株を挙げた。
 
 NPB通算成績は、352試合登板、48勝52敗、75セーブ、64ホールド、790奪三振、防御率2.77となっている。
 
 またレッドソックスでプレーする選手としては、2004年に在籍したデーブ・ロバーツを含め9人目の日本出身選手となる。そのほかの選手は、大家友和(1999-2001)、野茂英雄(2001)、松坂大輔(2007-12)、岡島秀樹(2007-11)、斎藤隆(2009)、田澤純一(2009、11 -16)、上原浩治(2013-16)。
 
 また、澤村のメジャー移籍に関して、千葉ロッテマリーンズの河合克美代表取締役オーナー代行兼社長がコメントを発表し、
「彼の夢が実現することは非常に嬉しいこと。アメリカで夢の続きを開花させてほしいと思っています。在籍は短かったけれど、彼が入った事でファン、チームに凄いインパクトを与えてくれた。ロッテの沢村がメジャーでも活躍してもらえると非常に嬉しい。ぜひ頑張ってもらいたいと思います」と応援のメッセージを送っている。