第18週、パは、西野勇士（ロッテ）、セは安藤優也（阪神）　【BBC編集部が選ぶ、NPB週間MVP第18週（7/27-8/2）】

日々データ系のコラムを配信しているベースボールチャンネルでは、今季開幕から毎週セ・パ両リーグ、投打のMVPを独自にあげていく。数値からはすべてとは言えないが、現在のチーム状況が見えてくる。また今後の展望にも、ぜひ参考にしていただければうれしい。今回は、7月27日から8月2日までの集計とする。

2015/08/03

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ロッテ投手陣が好投

　今度は投手陣だ。
　PR(Pitching Run)順。リーグの平均防御率よりどれだけ傑出しているかを見る指標となる。

　野手同様にパリーグから見ていく。平均防御率は前週は3.84。今週は3.04。投高に大きく振れた。

　ロッテのイ・デウン、日本ハムのメンドーサ、有原航平が7回を自責点ゼロの好投。ソフトバンクの中田賢一は8回を1失点。

　救援投手では、ロッテの西野勇士が4試合で4セーブ、大谷智久が4試合で4ホールド。

　次にセリーグだ。防御率は前週の3.67から4.11と打高に振れた。

　中日の若松駿太は8月2日の巨人戦で完封勝利。菅野智之は7月30日のDeNA戦で8回零封した。

　救援投手では阪神の安藤優也が4試合に登板し自責点ゼロで2勝1ホールド。呉昇桓は1失点ながら3セーブ。DeNA大原慎司、平田真吾、広島の大瀬良大地、ヤクルトのロマンが2ホールド。しかし大原以外は失点している。

　投手のMVP、先発投手。パは、7回零封の3人の内、被安打が最も少なかったイ・デウン。救援投手は、4試合で4セーブの西野。ともにロッテ勢。

　セの先発投手は唯一の完封の中日の若松。救援は阪神の安藤。

　今週のパリーグの投打の総合MVPは、4度のセーブ機会を完璧に抑えたロッテの西野勇士。セリーグは、2勝1ホールドの安藤。ともに救援投手とする。

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