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昨年と同一カード対決の「ファーム日本選手権」 2連覇狙うソフトバンクか、リベンジに燃える楽天か…チーム成績比較と注目選手、予告先発は?

2020/11/06

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チーム投手成績

楽天
79試合(703回2/3)、42勝28敗、312失点、防御率3.53、奪三振率7.33、与四死球率4.67、1試合平均3.95失点
 
ソフトバンク
75試合(665回2/3)、43勝26敗、243失点、防御率2.89、奪三振率8.48、与四死球率3.66、1試合平均3.24失点
 
 投手成績では、ソフトバンクに軍配が上がっている。投手3冠に輝いた大竹耕太郎投手を筆頭に最多奪三振を受賞した杉山一樹投手、カーター・スチュワートJr.投手の3投手が規定投球回に到達。リリーフでは、チーム最多の36試合に登板した松田遼馬投手、椎野新投手、奥村政稔投手らが高い安定感を見せるなど盤石の布陣でチーム防御率2点台をマークした。
 
 対する楽天は、最多セーブを受賞した守護神・釜田佳直投手や、鈴木翔天投手、池田駿投手などリリーフ陣はまずまずの成績を残したが、先発陣の規定投球回到達者はゼロ。防御率1.72をマークした瀧中瞭太投手は、出場資格者名簿には入ったものの、一軍の先発ローテーションとして奮闘しており、投球回チーム2位の髙田萌生投手は防御率4点台とやや精彩を欠いている。

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