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周東佑京、増田大輝、佐野皓大、和田康士朗…代走の切り札担う育成から這い上がった韋駄天たち

2020/09/29

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野手転向でチャンスを掴んだオリックス・佐野皓大

 オリックス・バファローズの佐野皓大外野手は、野手転向が転機となった
 
 佐野は、大分高から2014年ドラフト3位で投手として支配下入団。一軍を目指す日々が続いたが、3年目の2017年は二軍でも成績が振るわず、シーズン終了後に野手転向を決意し、同時に支配下契約を解除され、内野手登録の育成選手として再スタートを切った。
 
 心機一転のシーズンとなった2018年は、野手として抜群のセンスを見せつけ、7月31日に外野手として支配下に返り咲き。8月20日には持ち味の足を活かすため、スイッチヒッターに転向。代走として一軍デビューも飾った。
 
 昨季は初の開幕一軍入りを果たすと、代走を軸に12盗塁をマーク。飛躍が期待される今季は、再び右打席に専念した。走塁面では強い存在感を放ち、すでに昨季を上回る13盗塁、成功率は1.000を誇る。現在はスイッチヒッターに再挑戦するため、二軍調整を行っている。
 
今季成績 46試合、13盗塁(企図数13回)、盗塁成功率1.000
 
月別成績 6月 6試合、2盗塁(企図数2回)、盗塁成功率1.000
     7月 22試合、5盗塁(企図数5回)、盗塁成功率1.000
     8月 11試合、3盗塁(企図数3回)、盗塁成功率1.000
     9月 7試合、3盗塁(企図数3回)、盗塁成功率1.000
 
通算成績 115試合、25盗塁(企図数28回)、盗塁成功率.893

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