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チェン、D.J.ジョンソン、福山博之、樋口龍之介…シルバーウィークに発表されたプロ野球公示

2020/09/23

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東北楽天ゴールデンイーグルス

 東北楽天ゴールデンイーグルスは21日、育成選手の福山博之投手との間で支配下選手としての契約に合意したと発表した。背番号は「164」から「64」へ変更となった。
 
 福山は、大東高、大阪商業大を経て横浜ベイスターズに2010年ドラフト6位で入団。2013年からイーグルスに戦いの場を移すと、14年から4年連続60試合登板をクリア。2017年には65試合で防御率1.06と、難攻不落のリリーフエースとして活躍した。昨年に受けた手術の影響で今季は育成契約でのスタートとなったが、ファームで12試合、防御率0.79と結果を残し、支配下へ返り咲いた。
 
 福山は、「もう一度チャンスをくださったチーム、また、リハビリに関わってくださった方々に感謝します。一球一球、魂を込めて投げていきます」と感謝の言葉を語った。
 
 また同日、楽天は広島東洋カープから金銭トレードでD.J. ジョンソン投手の獲得を発表した。カープ時代には背番号「58」をつけていたジョンソンだが、楽天では「42」となる。ジョンソンは今季、広島で14試合(13回2/3)に登板。防御率4.61の成績を残していた。
 
 石井一久ゼネラルマネジャー(GM)は福山について、
「大きな手術で大変な時期を昨年から過ごしてきましたが、今年の投球を見て、彼本来の動きや投球ができるところまで戻ってきてくれました。シーズン開幕した時点から、彼の背番号64番を作り待っていました。投げられない、辛い時期があったと思いますが、残りのシーズンで躍動した福山選手の投球とブルペンのリーダーとして期待しています」とコメント。
 
 また、ジョンソンに関しては、「ジョンソン選手は速い球も強い球も投げれますし、変化球も切れのあるカーブ、チェンジアップがあります。昨年からD.J.ジョンソン選手はリストアップして興味深く見ていたのですが、今年だけの強化ということではなく、来年も見据えて、D.J.ジョンソン選手がブルペンにいてくれるか、いてくれないかというところも含めてパフォーマンスを見ていきたいと思い、楽天イーグルスに来ていただきました」と獲得意図を語っている。

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