大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



過去4戦4敗のポレダから勝利の阪神 和田監督「攻略できたのは大きい」

22日、阪神甲子園球場で阪神対巨人戦が行われ、阪神が4-2で勝利。後半戦最初のカードを勝ち越して、首位に浮上した。能見が6回1失点と粘りのある投球を見せた。

2015/07/22

text By



巨人はチャンスで中軸が沈黙

 通算対戦成績4戦4敗のポレダから勝利したことについて、試合後のインタビューで和田監督は、

「(今後も対戦があるので詳しいことは言えないが)ずっと打てなかったポレダ投手に対してチームが攻略できたことは大きい」

と、手ごたえを口にした。

 巨人は3回から6回まで立て続けに得点圏へとランナーを進めたが、あと一本が出なかった。

 4回には一死一、二塁で阿部が二ゴロ併殺打。5回も1点を返し、なおも二死一、三塁のチャンスで坂本が空振りの三振に終わるなど、3人で計1安打に終わったクリーンアップの不調が響いた。

 後半戦の開幕カードを勝ち越した阪神はこれで5割復帰。
 ヤクルトと並び首位に浮上し、幸先のいいスタートを切った。一方、敗れた巨人はこの3試合で5得点。打線に復調の兆しは見えず、苦しい戦いは後半戦も続きそうだ。

1 2