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ピレラ、ジョンソン、フランスア…広島に所属する助っ人外国人選手の活躍は?ーー2020年シーズン、ここまでの助っ人外国人選手の活躍を振り返る

2020/08/20

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投手

クリス・ジョンソン
投打   左投左打
昨季成績 27試合(156回2/3)、11勝8敗、132奪三振、防御率2.59
今季成績 7試合(36回1/3)、4敗、23奪三振、防御率5.70
 
 来日6年目を迎えたジョンソン。昨季も11勝を挙げるなど先発投手陣の柱として活躍を続けている。今季は開幕4戦目の6月23日巨人戦に先発し、5回3失点は作ったが、敗戦投手に。以降は不安定な投球が続き、7月16日に登録抹消。7月30日に復帰を果たすも6回2失点で勝敗付かず。7試合で未だ勝ち星なしと苦しい状況が続いている。
 
ヘロニモ・フランスア
投打   左投左打
昨季成績 67試合(71回2/3)、8勝6敗12セーブ18ホールド、94奪三振、防御率2.76
今季成績 20試合(19回2/3)、1敗4セーブ4ホールド、25奪三振、防御率2.75
 
 来日3年目を迎えたフランスア。昨季はセットアッパー、クローザーなど様々な役割で67試合に登板。フル回転の活躍を見せた。今季はセットアッパーとして開幕も、不安定な投球が続いた。少しずつ調子を取り戻すと、7月29日中日戦では9回に登板し、今季初セーブを記録。以降はクローザーの役割を担っている。
 
エマイリン・モンティージャ
投打   左投左打
昨季成績 2試合(4回1/3)、2敗、8奪三振、防御率14.54
今季成績 1試合(1回)、防御率18.00
 
 来日2年目を迎えた育成出身のモンティージャ。昨季途中に育成選手として入団すると、7月10日に支配下契約を勝ち取り、一軍登板も果たした。今季は開幕を二軍で迎えたが、昇格に向けてアピールを続け、8月14日にリリーフ要因として今季初昇格。翌15日に今季初登板を果たすも2失点を喫し、再び二軍調整となった。
 
D.J.ジョンソン
投打   右投左打
新入団
今季成績 14試合(13回2/3)、1ホールド、13奪三振、防御率4.61
 
 今季セットアッパー、クローザー候補として入団したD.J.ジョンソン。オープン戦、練習試合では打ち込まれる場面が目立ち、開幕一軍は逃した。7月10日に初昇格を果たすと、まずまずの投球を見せていたものの、8月は4試合の登板で防御率11.25と精細を欠いている。
 
テイラー・スコット
投打   右投右打
新入団
今季成績 6試合(4回)、2敗、6奪三振、防御率22.50
 
 同じくセットアッパー、クローザー候補として入団したスコット。D.J.ジョンソンとは対照的に、オープン戦、練習試合でアピールに成功し、クローザーとして開幕を迎えた。開幕3戦目の6月21日DeNA戦、1点リードの9回からマウンドに上がるも、4連打を浴び、1死も奪えず敗戦投手に。以降も打ち込まれる場面が目立ち、7月3日に二軍へ降格。7月17日の再昇格後も投球内容は変わらず、再び二軍降格となった。

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