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【6・7月月間MVP】セは巨人・菅野智之と初受賞の村上宗隆。パは受賞3球団目の涌井秀章と最強打者・柳田悠岐

2020/08/12

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 日本プロ野球機構(NPB)は12日、6・7月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグは、読売ジャイアンツの菅野智之投手と東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手が受賞。パ・リーグは、東北楽天ゴールデンイーグルスの涌井秀章投手と福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手が選出された。
 

 
 セ投手部門の菅野は、2018年9・10月以来、自身7度目の受賞。当該期間の成績は、6試合(42回2/3)を投げ、5勝0敗、46奪三振、防御率1.69と圧巻の数字。6月19日の開幕戦では3年連続6度目の開幕投手を務め、プロ野球史上初の球団通算6000勝の快挙に花を添える活躍だった。
 
 セ打者部門の村上は、初受賞。35試合に出場し、打率.339、43安打、6本塁打、37打点、3盗塁の成績を残した。7月に記録した月間31打点は、1991年6月に広沢克己氏が記録した29打点を上回り、球団の日本人選手新記録。また、リーグトップの打点に加え、出塁率.441はリーグ2位。安打(リーグ5位タイ)と打率(リーグ4位)でも高い水準を誇った。
 
 パ投手部門は、2016年3・4月以来4度目の受賞となる涌井。パ・リーグ初となる3球団(西武・ロッテ・楽天)での受賞となった。今季から楽天に移籍した涌井だが、開幕から絶好調。6試合(37回1/3)を投げ、5勝0敗、41奪三振、防御率2.89と活躍し、楽天投手陣を牽引した。
 
 パ打者部門の柳田は、2018年5月度以来、6度目。37試合に出場し、打率.379、47安打、10本塁打、26打点、3盗塁の成績を残し、得点(38)、安打、三塁打(4)、塁打(92)、打率、出塁率(.506)、長打率(.742)の7部門は、リーグトップの数字だった。7月にはプロ野球最多記録に並ぶ月間32得点をマーク。8月に入っても成績を落とすどころか勢いを増しており、今後の活躍にも目が離せない。
 

 
【データで選出6・7月月間MVP】出塁率5割超えの柳田がダントツ。投手ではオリックス・山本が最高評価