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今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【阪神・野手編】

2020/06/22

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坂本誠志郎

 3人目は、大卒5年目の捕手・坂本誠志郎。
 
 坂本は、明治大から2015年ドラフト2位で入団。履正社高校では2度の甲子園出場を果たした。明治大では同年のドラフト1位・髙山俊(現阪神)らとともに、1年時からリーグ戦に出場。4年時には大学日本代表にも選出された。また、高校、大学、大学日本代表の全てで主将を務めるなど、学生時代からそのキャプテンシーには定評があった。
 
 ルーキーイヤーの2016年には、プロ初本塁打も放つなど28試合に出場。翌17年には42試合と出場機会を増やし、打率.248、2本塁打をマークした。しかし、以降は一軍には登録されながらも、出場試合には恵まれていない。
 
 今シーズンは、持ち味のインサイドワークやフレーミングなどの守備能力だけでなく、オープン戦で本塁打を放つなど打撃でもアピール。練習試合でも出場を続け、開幕一軍入りを決めた。正捕手・梅野隆太郎、打力も高い原口文仁の双璧を崩すことは容易ではないが、出場機会でアピールを続け、スタメンマスクを増やしたい。
 
 その他にも江越大賀や、板山祐太郎なども勝負の年を迎えており、その活躍に注目していきたい。
 
 
今シーズンの活躍が期待される選手は?――2020年12球団ブレイク候補選手【阪神・投手編】

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