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読売ジャイアンツ(巨人)、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>

2023/11/04

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産経新聞社



第4位 マイルズ・マイコラス

右投右打
在籍年数 3年(2015〜2017)
成績 62試合(424回2/3、)31勝13敗、378奪三振、防御率2.18
 
 投手陣を牽引する活躍を見せたマイコラス。最速150キロ中盤の速球と大きく縦に割れるカーブを武器に、多くの三振を奪った。
 
 アメリカ合衆国出身、身長196センチ、体重100キロ。ノバサウスイースタン大から、2009年のMLBドラフト7巡目(全体204位)でサンディエゴ・パドレスに入団。12年に同球団でメジャーデビューを果たすと、リリーフとして25試合に登板した。14年にはテキサス・レンジャーズで先発として10試合に登板したが、防御率6.44と結果を残せなかった。
 

 
 2015年から巨人に加入すると、11連勝を記録するなど、初年度から大活躍。13勝、4完投、2完封、防御率1.92、勝率.813で最高勝率のタイトルを獲得した。
 
 翌2016年は故障の影響もあり4勝に終わったが、2017年には開幕投手を務めると、年間通してエース級の活躍を見せた。最終的に188回を投げて、14勝、187奪三振、防御率2.25の成績で、最多奪三振をマーク。K/BBは8.13と高い数値を示した。
 
 同年オフには、セントルイス・カージナルスでメジャー復帰を果たすと、ローテーションの中心として活躍。2018年には18勝4敗、防御率2.83の成績で、オールスターにも選出。最多勝にも輝いている。翌19年は9勝14敗と負け越したものの、シーズンを投げ抜き、チームの地区優勝に貢献した。2020年は故障で全休。21年も開幕には間に合わず、9試合の登板にとどまったが、22年は先発投手として復活を遂げている。

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