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中日ドラゴンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<野手編>

2023/11/04

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産経新聞社



第2位 アロンゾ・パウエル

右投右打
外野手
在籍期間 6年(1992〜1997)
成績 632試合、打率.318、765安打、107本塁打、369打点、12盗塁
 
 剛と柔を兼ね備えた打撃を誇ったパウエル。主にクリーンナップを任され、高打率を残し続けた。
 
 アメリカ合衆国出身、身長185センチ、体重86キロ。リンカーン高から、1983年にサンフランシスコ・ジャイアンツと契約。87年にモントリオール・エクスポズ(現ワシントン・ナショナルズ)でメジャーデビューを果たした。91年にはシアトル・マリナーズで自己最多の57試合に出場したが、打率.216にとどまっている。
 

 
 中日には、1992年途中に入団。1年目から規定打席未満ながら打率.308、13本塁打をマークし、存在感を示した。翌93年は序盤にけがによる離脱もあったが、規定打席に到達。打率.317、27本塁打の好成績に加え、長打率はリーグトップの.579をマークした。
 
 1994年からは、さらなる真価を発揮。94年(打率.324)、95年(打率.355)、96年(打率.340)と3年連続で首位打者に輝く圧倒的な活躍を見せた。また95年はwOBA、96年は安打数、二塁打数でもリーグ1位を獲得している。
 
 97年に中日を退団し、翌98年は阪神タイガースでプレーした。引退後は、指導者としてのキャリアを歩み、2020年には巡回打撃コーチとして中日に復帰。21年は1軍打撃コーチとしてチームを支えた。

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