大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



中日ドラゴンズ、歴代助っ人外国人選手ランキングトップ5<投手編>

2023/11/04

text By

photo

産経新聞社



第2位 チェン・ウェイン(陳偉殷)

左投左打
在籍期間 8年(2004〜2011)
成績 127試合(650回2/3)、36勝30敗1セーブ14ホールド、520奪三振、防御率2.59
 
 先発としてエース格の活躍を見せたチェン。球の出所が見づらい投球フォームから、伸びのある速球と多彩な球種を投げ込む。
 
 台湾出身、身長183センチ、体重90キロ。 台湾・国立体育大学在籍中の2004年に18歳という若さで中日に入団。2005年に1軍初登板を果たし、10試合に登板し、初セーブもあげた。しかし、2006年に肘の故障で離脱。育成選手となった。
 

 
 2008年に肘の故障が癒えたことから、支配下選手に返り咲きを果たし、1軍でも39試合に登板した。翌2009年からは主に先発として活躍し、特に同年は、8勝ながら防御率1.54と抜群の安定感を誇り、5完投4完封を記録するなどの活躍で、最優秀防御率に輝いた。
 
 2010年は自身初となる2桁13勝をマーク。千葉ロッテマリーンズとの日本シリーズでは2試合に先発し、いずれも試合を作る好投を見せた。11年にも8勝、防御率2点台の成績を残して、翌年からメジャー移籍を果たした。2020年途中にロッテで日本球界に復帰し、21年からは阪神タイガースでプレーしたが、けがもあって22年シーズン途中に退団となった。

【次ページ】第1位
1 2 3 4 5 6