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日本人選手の参戦も増え注目! 各国のウインターリーグの特色とは?【ベネズエラ・メキシコ・カリビアンシリーズ編】

2020/04/30

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カリビアンシリーズ

第1回開催年:1949年
最多優勝チーム:ティグレス・デル・リセイ(ドミニカ共和国・10回)
現チャンピオンチーム:トロス・デル・エステ(ドミニカ共和国)
参加チーム:6
 
 先述の4ヶ国(ドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコ)のウインターリーグ王者を軸に、通例毎年2月上旬に開催されている。
 
 1949年、キューバ、ベネズエラ、プエルトリコ、パナマの4ヶ国でスタート。キューバの政情変化などの事情による中断期間を経たのち、1971年よりドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、メキシコの4ヶ国による体制が始まった。直近2大会では6ヶ国によって争われており(2020年大会はパナマ、コロンビアが招待国として参加)、来年度については未定となっている。
 
 各国リーグの王者が参戦するが、日本の都市対抗野球のように選手の補強が認められている。2014年~2019年にかけて招待国として参加していたキューバは、ユリエスキ・グリエル内野手(現ヒューストン・アストロズ)、フレデリク・セペダ外野手(元巨人)、アルフレド・デスパイネ外野手、ジュリスベル・グラシアル内野手(ともにソフトバング)といった選手が選出され、ほぼ代表チームといった顔ぶれで参戦していた。
 
日本人選手の参戦も増え注目! 各国のウインターリーグの特色とは?【ドミニカ・プエルトリコ編】
 
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